英国情報局秘密組織チェラブ Mission6

  • ほるぷ出版
4.24
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593533961

作品紹介・あらすじ

英国情報局の裏の組織、CHERUB(チェラブ)は、17歳以下の子どもが活躍する極秘のスパイ機関。チェラブのエージェント、ジェームズ、カイル、ローレンの三人は、過激化する動物保護運動をくいとめるため、危険な活動家の割りだし捜査にのりだした。多くの動物を救うためには、少数の人間に危害を加えてもかまわない-そう考える活動家たちの組織にもぐりこみ、思わぬ事件に巻きこまれてゆく三人だったが…。私立探偵が読書ぎらいのおいっ子のために書いた英国でベストセラーのスパイ・アクションシリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • Mission6リベンジ。原題は MAN vs BEAST~浮気をケリーにバラされたくなければ,基礎訓練センターに侵入しての差し入れを手伝いをしろと,妹のローレンに命じられたが,チェアマンは事前に情報を得ていた。脅迫されたジェームズは無罪,ローレンはグラウンド400周の罰走を命じられた。ザーラから与えられた新しい任務は,動物実験を生業とする企業に妨害を仕掛けている動物愛護団体の過激派に潜り込むことだ。カイルとローレンも一緒だ。手掛かりは比較的穏健な運動を展開してきた当初のリーダー,ライアン・クラインだ。マラーレク・リサーチ社の近くに,ライアンが借りたコテージに入った疑似家族は,運動に加わりながら,機会を窺い,ヴィヴとトムの兄弟と知り合い,警察の裏を掻いた一行は爆竹を警官に投げてを近づき,カイルはトムと恋仲になった。マラーレクにビーグル犬を卸している業者から子犬を奪い,更に信頼を得た。向こうから接触してきた過激派は,運送業者のワゴンを200台,ナパームで焼くことを課し,マラーレクの社長を自動車爆弾で重傷を負わせた。最大のミッションは,テレビで活躍中の料理研究家を拉致して,アメリカで係争中の洗剤事件で兎に洗剤を飲ませる事件を白日の下に晒し,兎に代わって罰を下すことだった~

  • 17歳以下の子供が活躍するスパイ機関チェラブ。今回の任務は過激な動物保護運動の捜査。このミッションの参加はエージェントである、ジェームズ、ローレン、カイルの3人。
    任務遂行のため菜食主義者となり、ある保護運動活動家の家族として潜り込む。ある実験施設で残酷な目にあっている動物たちの姿、その保護活動家たちとともに動物たちを救いだしたり。
    しかし過激な活動グループがあり、動物実験のために多くの動物を犠牲にしたからと、ある料理人が誘拐され殺されようとしていた。救い出そうとしたジェームスたちは・・

    動物実験、実際にこういうことが行われいるんだろうかと思わせる内容。
    実験だけでなく、食べ物や衣類に至るまで、動物の命が使われていますが・・・
    だからといって菜食主義にはなれないところが。

  • 安定の臨場感に加え今回はゲイの同期のエピソードに感動した。動物のことをちゃんと知るきっかけになった大切な一冊。ただのエンターテインメントではなく視野が広がるあたりが児童小説ながら大人向けに負けないくらいすごい。ローレンマジイケメン

  • 17歳以下の子供が活躍するスパイ機関チェラブ。今回の任務は過激な動物保護運動の捜査。このミッションの参加はエージェントである、ジェームズ、ローレン、カイルの3人。
    任務遂行のため菜食主義者となり、ある保護運動活動家の家族として潜り込む。ある実験施設で残酷な目にあっている動物たちの姿、その保護活動家たちとともに動物たちを救いだしたり。
    しかし過激な活動グループがあり、動物実験のために多くの動物を犠牲にしたからと、ある料理人が誘拐され殺されようとしていた。救い出そうとしたジェームスたちは・・

    動物実験、実際にこういうことが行われいるんだろうかと思わせる内容。
    実験だけでなく、食べ物や衣類に至るまで、動物の命が使われていますが・・・
    だからといって菜食主義にはなれないところが。

  • このシリーズは面白くて続けて読んでいるのだが、今回はイマイチな気がする。主役がローレンやカイルにとられてしまったからかな?次回に期待したい。

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著者プロフィール

1972年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、「読みたい本がない」というおいっ子の不満を聞いてこのチェラブシリーズを書いた。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得し、シリーズ合わせて英国国内だけで80万部、14もの賞をとるベストセラーに。13年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している。

「2014年 『Mission10:リスク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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