消えた鍵の謎: 1/12の冒険2

  • ほるぷ出版
3.93
  • (3)
  • (7)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593534753

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 978-4-593-53475-3
    C8097¥1600E

    消えた鍵の謎 12分の一の冒険②
    2012年11月30日 第1刷発行

    作:マリアン・マローン
    訳:橋本恵(はしもと めぐみ)
    発行所:株式会社ほるぷ出版
    --------------
    カバー袖より
    アメリカのシカゴ美術館には、本物の12分の1の大きさで作られた、本物そっくりのミニチュアルームがある。
    魔法の鍵を手に入れ、ミニチュアルームへ入れるようになったルーシーとジャックだが、そのカギを盗まれてしまった。
    一方その頃、美術品泥棒が街を騒がせていて・・・・。
    -------------------------------
    目次
    1 ルーシー家の朝食
    2 偶然の出会い
    3 匿名の返事
    4 ルイーザ
    5 レッスン
    6 告白
    7 銀色の箱
    8 発見
    9 フィービー
    10 奇妙な偶然
    11 泥棒
    12 別のアルバム
    13 呪い
    14 作戦実行
    15 ひげを生やした怪物
    16 張り込み
    17 クロウタドリ
    18 配達されなかった手紙
    --------------------

    前作の12分の1の冒険がおもしろかったので、手にしました。
    魔法の鍵と魔法体験者の老女から譲られたバッグがルーシーの手元にあり、親友のジャックも居ます。目次からどんなお話に転がるのか想像して、読むのが楽しみ。実際のソーンミニチュアルーム 見てみたいです。

    ----------------------
    ルーシーは悪夢に悩まされた。日本の部屋に置いてきたお弁当箱に入れたメッセージが気になる。町では美術品泥棒が発生。
    ジャックは魔法の鍵をなくしてしまった。
    いつもの箱にしまったはずなのに。
    さらに、ジャックは風邪を引いたらしく、ルーシーの家は出は姉の大学進学で両親もバタバタしている。

    以前は外の世界へつながっていたはずのミニチュアルームも模型になっているところがある。

    譲り受けたバッグにも秘密があった。

    この作品は盛りだくさんで
    ルーシーとジャック、ミニチュアルームに出入りするときの冒険

    ルーシーとジャック、ミニチュアルームでつながる時代を超えた人たちとのつながり。

    ミニチュアルームからなくなるアンティークの謎

    過去の魔法経験者のミニチュアルームとのかかわり

    多方面に楽しめる。が、其々のミニチュアルームを生き生きと想像し、描けない場合はわかりにくくなるかも。
    大人の事情で画像を載せられないのならイラストがあった方がイメージしやすい。映像で見れたならきっとすてきなんでしょうね。

    話の本筋としては、魔法の鍵とトークンをどうするかってことで続く。


    ※ メモ有

  • 292

    2016年では72冊

  • ドキドキする冒険ファンタジー。
    ソーンミュージアムは、是非行ってみたい場所の1つになった。
    部屋毎の時代背景も興味深く、もっと読みたくなった!

著者プロフィール

米国生まれ。イリノイ大学卒。アーティスト、美術教師。3人の子どもを持ち、長女が中学校へ入学した際に、長女の親友の母親と共同で女子中学校を創立した。現在は夫と愛犬とともにイリノイ州アーバナに住んでいる。『12分の1の冒険』に続き本書が4作目。

「2016年 『魔法の鍵の贈り物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マリアン・マローンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×