ルラルさんのごちそう

著者 : いとうひろし

• ほるぷ出版 (1994年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[pigpen さんの感想 · 2012年4月15日]

ほのぼのほんわか

[akiさんの感想 · 2008年5月24日]

お料理作っていると、待ちきれなくって、予定のもの全部作りきれずに、食べてしまうことありますよね。だって自分の分がなくなりそうだし、あったかいうちに一緒に食べたいでしょう。そうすると　最後の方は『まあいいか』と思っちゃいます。
　そうそう　クリスマスや誕生会もそうですが、ご馳走が多すぎて　ケーキが飾るだけで　食べられないこと。
　と本題とはまぅったく違うけどこんな経験皆してますよね。

[わかなさんの感想 · 2006年6月5日]

【ルラルさん】シリーズ。ルラルさんは料理が得意。普段はあまりしないけど、料理教室も料理本も体験済み。でも。作った料理を誰かに食べてもらいたくなったルラルさんは、いつもの庭の仲間を呼ぶ。仲間たちは、料理前の材料を貪るように食べはじめてしまいルラルさんは腹が立つが、いつの間にか自分も素材をテキトーに夢中で食べてしまう。それはすばらしくおいしかった！テキストどおりに楽しめない料理を作るより、テキトーだけど皆で食べることの幸福感がページからにじみ出てくるようだ。

著者プロフィール

いとうひろし（伊東寛）
1957年、東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒業。大学在学中より創作を始め、絵本『みんながおしゃべりはじめるぞ』（童心社）でデビュー。
『シポックさいごのえもの』は、デビューより前に作成した作品である。
主な作品に『ルラルさんのにわ』（絵本にっぽん賞）、『くもくん』（日本絵本賞読者賞）『バンバンバンバンバンソウコウ』（以上ポプラ社）、『おさるのまいにち』『おさるはおさる』（ともに路傍の石幼少年文学賞）、『おさるになるひ』（産経児童出版文化賞、IBBYオナーリスト選出）、『だいじょうぶだいじょうぶ』（講談社出版文化賞受賞）『おさるのもり』（野間児童文芸賞）（以上講談社）、『マンホールからこんにちは』（児童文芸新人賞受賞）『ごきげんなすてご』（以上徳間書店）、『かせいじんのおねがい』（童心社）他多数がある。

「2023年 『シポックさいごのえもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」