吾輩は猫である (声にだすことばえほん)

著者 :
制作 : 齋藤 孝  武田 美穂 
  • ほるぷ出版
3.73
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  • (3)
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本棚登録 : 192
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593560516

感想・レビュー・書評

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  • わぁ~っ!この絵本ヤバい!
    怒る猫、寝てる猫、喧嘩する猫、毛繕いする猫、お股をおっぴろげた猫(笑)、広げた本を布団にして寝る猫、お化けハンドの猫など表紙裏の様々な猫の絵を眺めてるだけで、
    目尻は下がり、口は半開き、読む者すべてを脱力させ、
    笑顔の花を咲かせること間違いナシ(笑)
    (厳格な教師である主人が縁側で伸びをする『吾輩』を横目で見て、なんやかんや言って気にかけている様が分かる表紙の絵もいい味わい)

    本書は夏目漱石の文体はそのままに、小説『吾輩は猫である』から
    猫の世界の面白さがよくでてるところを抜粋し、武田美穂さんの絵が彩ったお話し絵本です。
    (日本語の素晴らしさを堪能して欲しいとのことで、声を出して読む本として企画されています)

    ストーリーは小説同様に、
    『吾輩は猫である、名前はまだ無い』で始まり、
    人間に拾われて教師である主人の家に住むことになった猫の話で、猫視点から物語が語られていきます。

    猫の視点から見た人間の世界のバカバカしさや嘘臭さをユーモラスに描いていくのですが、
    「猫」というナニモノにも媚びない
    ある意味特殊な生き物が語り手なだけに、
    いまさらながら、猫に「吾輩」と語らせた漱石のセンスがほんと素晴らしいですね。

    これが「僕」や「私」や「おいら」や「わし」では、
    猫という生き物の高貴で凛とした性質を表すリアリティにいまいち欠けると思うし(笑)

    まぁ、そのへんのストーリーは誰もが知ってるところだろうけど、
    この絵本の何が良いって、
    なんと言っても武田美穂さんがペンとクレヨンで描いた
    ダイナミックかつカラフルでキュートな絵柄なのです。

    初めて人間を見て怯えるシーンや
    厳格な教師で通っている主人が勉強中だと家族に言い一人籠もった書斎で、実はヨダレを垂らして昼寝しているのを見つけ、こっそり眺めてるシーン(笑)、
    主人が昼寝をすると必ず背中に登って、その上でまったりするシーン、
    (「これはあながち主人が好きだからではなく、別に構い手がなかったからやむを得ないのである」と一人言い訳する「吾輩」が可愛い)

    三人の子供たちの寝床へ潜り込んでこっそり一緒に寝てるシーン、
    吾輩を「先生」と呼ぶ美しい三毛子にデレデレになってるシーンなどなど、
    どれも印象的で物語を知らない子供でも、絵を見てるだけで
    まあるい気持ちになれます。

    しかし、猫って
    素知らぬフリをしながらも
    実は人間をよく観察してますよね~(笑)

    僕は掃除道具のクイックルワイパー持つと
    マイクスタンドやギターに見立てて必ず踊ってしまうし、
    (ダックウォークしてます笑)

    「クイックルワイパーダンス大会」なるものがあれば
    絶対優勝する自信あるんやけど(笑)、

    お気に入りのノリノリロックかけて
    クイックルをギターに見立てて
    腰をフリフリワンマンショーしてると、
    今は亡き黒にゃんこのヤミクロは
    必ず冷たぁぁ~い視線で
    『なぁ~にアホなことやってんやろ(-_-;)』
    って
    アクビしながら見てたもんな~(汗)
    変なヤツ~って
    絶対思ってたんやろなぁ~(^^;)

    まぁ、そんな俺様気質の猫だけど、
    猫はいつだってこの世を明るくしてくれるし、
    世の中の争いごとすら鎮める力を有してます。
    (たぶん笑)

    日本語の美しさに触れ原文を読みたくなるし、
    猫好きなら
    悶絶必至の絵本ですよ~(笑)


    ★なんとYouTubeにこんなんありました(笑)↓
    https://www.youtube.com/watch?v=OJWjF20jV8E&feature=youtube_gdata_player

    • oboistさん
      >わぁ~っ!この絵本ヤバい!
      すみません。この書き出しでレビューを読む気がなくなりました。
      「ヤバい」ではなく、もっと適切な言葉を使われ...
      >わぁ~っ!この絵本ヤバい!
      すみません。この書き出しでレビューを読む気がなくなりました。
      「ヤバい」ではなく、もっと適切な言葉を使われた方が、その喜びが読み手に届きやすくなると思います。
      2015/06/17
  • 『声にだすことばえほん』
    絵にすると、非常にわかりやすくなる。
    新鮮で面白かった。

  • 4分。明治時代に書かれて国民的大ベストセラーとなった小説。しかし、今の人はなかなか全部読むことが少なくなっている。これを小学生が読んでいたというから驚きだ。
    今回、絵本にするにあたり、猫の世界のおもしろさがよく出ているところを選んでいる。猫の視点をおおいに楽しめる。

  • 確かに、先日?名にかで概要は知ったものの(夏目漱石の伝記での紹介だったかな?)、後書きにあるようにこの話自体を最後まで読んだのは、実は私も初めてかも?

  • 2017.4.26

  • 有名な作品の一部をとりあげた絵本。
    絵の効果もあり、とても親しみやすいです。

  • 28年度(4-2)
    7分

  • 4-593-56051-9 33p  2006・1・15 初版1刷

  • 小1の息子と一緒に音読しました。
    Eテレ「にほんごであそぼ」で以前からなじんでいた文章であったことに加え、武田美穂さんの挿絵がキュートで、小1でも十分楽しめました。キュート過ぎて息子は猫を飼いたくなった程です(笑)

  • 吾輩は猫であるのいいところだけ抜き出した感じ。
    かわいい。

    武田美穂の絵が更にかわいさに拍車を掛ける。

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プロフィール

明治、大正時代の小説家、英文学者。1867年、江戸(東京都)に生まれる。愛媛県松山で教師をしたのち、イギリスに留学。帰国後、執筆活動を始める。『吾輩は猫である』『三四郎』『こころ』など作品多数。

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