- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593560547
作品紹介・あらすじ
ごびらっふの独白
感想・レビュー・書評
-
草野心平の詩の絵本。分からなさ大爆発の詩。でも、リズムはいいし、いかにも蛙らしい。絵も迫力はあるし味わいもある。いいね。ちゃんと草野心平の日本語訳があって、いかにも意味深長。斎藤孝の解説も秀逸。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カエル語では分かりませんが、日本語訳では哲学的な内容です。齋藤孝さんの解説で、やがて理解できで来ました。
-
1-3 2018/03/07
-
こぴらっふの独白(声にだすことばえほん)
-
[墨田区図書館]
先日見つけたこの斉藤孝によるシリーズ。
これまでの同様?の絵本(昔の詩や言葉を絵本化したもの)よりも、イメージや作りが良かったので、一通り見てみようと思って借りてきた一冊。
草野心平。もちろん名前は聞いたことがあった。けど、本当に名前だけ。詩人だということ、その代表作も全く頭に入っていなかったけれど、このシリーズにはこの、「ごびらっふの独白」という本が組み込まれていた。
見てみると、、、なんじゃ、こりゃ??かえるっぽい音ではないけど、かえるの"詩"になっている。しかも単に音やイメージから分かる内容ではなく、付加されているのはやけに平和志向というか、達観した人生観というかのような"日本(人間)語訳"。すごいわ、これ、、、、このコンセプト、、、こういうのって普通、本人が何かを思い描いて作るにしても、その意図する"訳"は後書きでイメージ紹介わざわざ細かい"実訳"なんて載せないもんじゃないのー!?
草野心平を意識した最初の作品がこれとは、面白い。これが彼のカラーなのかしら???
折しも1年生の読み聞かせを目前にしていたので、試しにこれと同シリーズ内の寿限無を使ってみることにしたら、想像以上にアタリ!!!音読でもないのにかえる語を追唱する子、挿絵に反応する子、きっと6年生だったらここまで素直に面白がったり、「そんな意味なの?」と素直に"信じ"たりしてくれなかったと思う。
夜息子に読み聞かせをすると同じく面白がったので、まだまだ素直な低学年には楽しめる"詩"の本だな。 -
かえるふくしま を読んで、草野心平の詩を読みたくなって検索したら、この絵本を見つけた。
草野心平て、いい詩人だな。かえるの鳴き声を聞きたくなった。
存在を存在として感じられた時、命は完全な幸福だ。
存在を存在として感じる命には、幻想も夢も必要ない。 -
長女1歳半で、私の趣味ど直球で借りて読みました。が…初めの数ページだけで、最後までは流石に至りません。当たり前か。成長とともに何度も借りて一緒に読みたいな…リベンジ目指してせっせと図書館に通います。
-
かえる語、面白いけど難しいです。
二歳のこどもは絵は好きで、語感も好みみたいだけど、そこまで楽しめず。当たり前か〜
自分で作る言葉はモニョモニョ言うのにねー