サーカス (声にだすことばえほん)

著者 :
制作 : 齋藤 孝 
  • ほるぷ出版
3.45
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本棚登録 : 95
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593560585

感想・レビュー・書評

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  • 中原中也の詩「サーカス」の解説としては秀逸な絵本。絵も詩にぴったり。ゆあーん ゆよーん ゆやゆよーんーゆったりさとけだるさが何とも言えない。

  • goya626さんの本棚で気になって図書館からお取り寄せ。子どもたちに愛されて読まれたような読み跡がある。
    声にだすと気持ちいい語感で楽しい。にしむらあつこさんのシュールな画風が中原中也の詩の世界へ誘いだしてくれる。サーカス団員がブランコに乗る様子の『ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん』もの哀しいけどほんのり楽しさも帯びたリズムの絶妙さ。ひらがなの優しい風合い。
    あとがきの斉藤さんの解説によるとNHK教育テレビ「にほんごであそぼ」で紹介すると幼児の受けがとても良かったらしい。
    ブランコに乗ったら呟いてしまいそう。

  • ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
    言いたくなるフレーズ。
    日本語のオノマトペって面白い。

  • 斎藤さんの著書だったので
    言葉の学びに。
    あまりくいつきはよくなかったかな、、

  • 斎藤さん、商売上手すぎ。

  • ブランコの揺れる音をこう表現するんだと とても面白いとおもいました。

  • 娘3歳5ヶ月、息子8ヶ月時図書館にて借り

  • 2011年9月25日

    装幀/羽島一希

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著者プロフィール

中原中也(なかはらちゅうや)
1907年4月29日、山口県生まれ。23年、山口中学を落第し、京都の立命館中学に編入。劇団女優、長谷川泰子と知り合い、翌年から同棲を始める。25年、泰子とともに上京。泰子が小林秀雄のもとに去る。26年、日本大学予科文科に入学したが、9月に中退。29年、河上徹太郎、大岡昇平らと同人誌「白痴群」を創刊。33年、東京外国語学校専修科仏語修了。遠縁の上野孝子と結婚。『ランボウ詩集《学校時代の詩》』刊行。34年長男文也が誕生。処女詩集『山羊の歌』刊行。36年、文也が小児結核により死去。次男愛雅(よしまさ)誕生。37年鎌倉に転居。『ランボオ詩集』刊行。詩集『在りし日の歌』を編集し、原稿を小林秀雄に託す。同年10月22日結核性脳膜炎により永眠。享年30歳。翌38年『在りし日の歌』が刊行された。

「2017年 『ホラホラ、これが僕の骨 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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