みちくさしようよ! (ほるぷ創作絵本)

  • ほるぷ出版
4.24
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本棚登録 : 271
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593563142

作品紹介・あらすじ

あっ、おにいちゃん、どこいくの?ちょっとまって!ほんのすこしだけみちくさしてみよう。いつものかえりみちがきっとちがってみえてくる。楽しいことはすぐちかくにある!

感想・レビュー・書評

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  • 「こども」というより「ガキンチョ」と呼びたいその笑顔にひかれて手にとった。

    活発なおにいちゃんとおとなしめの弟が学校帰りに道草。
    ああ、小学生のころを思い出すなあ。こどもにとって通学路は冒険の宝庫だった。たまに寄り道したり別ルートを探ってみたりした時は胸が躍ったけど、何が飛び出してくるかわからず、不安でもあった。

    これ、おにいちゃんが自信満々で遊びや抜け道を弟に教えているのがかわいいんだなあ。桑の実を食べながら「だろー」と言ってる顔が特に!

    こうやって童心に帰る私がいる一方、「こら!猫をおどかしたらダメでしょ!」「変なもの食べちゃいけません!おなか壊したらどうするの!」とあえてしかめっつらして叱りたくなる私もいる。それだけガキンチョのガキンチョらしさに命がこもってる。

    でもはっぱのヒコーキは作りたい。
    アリのいるところに輪ゴムを置くとアリはよってこない、というのは初めて知った。そうなんだ!
    「りゆうは よくわかってないみたい。りゆうが わかったら おしえてね」とのこと。はーい。

    はたこうしろうさんはこのほかにも『むしとりにいこうよ!』『ふゆのむしとり?!』『いそあそびしようよ!』でこの兄弟を出しているようだ。
    この兄弟しようよ!シリーズ(と今勝手に名づけた)もっと読んでみたいな。おもしろかった!

  • お兄ちゃんと一緒の学校の帰り道。
    色んなところを道草しながら帰る兄弟のお話。
    大人にとっては懐かしかったりする部分もあり、今はこんな体験できないよなぁとか残念になってしまったり、、、というとても素敵な道草体験。
    こんな風な体験を子ども達にしてほしい。けど、現実的にはなかなか厳しい。
    という思考がグルグルまわっちゃう一冊。
    ほのぼの、のびのびした、元気いっぱいの二人の絵がとても良い。
    大好きな一冊。

  • 6年生のお兄ちゃんに誘われて、
    1年生の弟は近所をみちくさしながらお家に帰る。

    「ほんの少しだけ
    道草してみよう。
    いつもの帰り道が きっと違って見えてくる。
    楽しいことは、すぐ近くにある!」

    クワのみを食べて、つつじの蜜を吸って、
    カタツムリやカエルをつかまえて、
    物知りなお兄ちゃんにいろんなことを教えてもらいながら、
    いつもと違う景色を知る弟くん。

    こんなおにいちゃんいたらいいなぁ!
    おにいちゃんも、キラキラした目で話を聞いてくれる弟がいて嬉しいだろうなぁ。

    子どものころは、いろんなことを試してあそんだ。
    秘密基地も作ったし(雑木林の中にソファーや家具が落ちていたけれど今思うとあそこにはだれか住んでいたのではないか・・)、食べられないさくらんぼを食べて吐き出し、アリを食べる男子と一緒にアリも食べた。
    この本のお兄ちゃんとちがって私は何の知識ももっていなかったから、お腹をこわしたり事故にあったりせずに無事育ったのは奇跡だな(笑)

    まだ小学校低学年の娘には自由に外で遊ばせていないが(そろそろ子離れしないとなぁ。過保護だと思う)、
    小学生のうちに、いろんなことを体験して
    楽しんでほしい。町内で!

    猫を脅かしたり、木の実を食べたりしたら
    母さんは怒るけどね!
    道草して帰ってこなかったら、心配するけどね!
    でも、いろいろわんぱくしてほしい(矛盾)。

  • はたこうしろうさんの軽快なテンポでのみちくさが楽しい。
    自然科学的な内容もあり、道草の中に学んだ子供の頃を貴重に感じる。

  • 僕も道草したい。

  • 我が家も道草好きの兄弟がいるのでたいへん微笑ましく感じて楽しく読めました。
    特に弟がお兄ちゃんを慕って頼りにしている感じが親目線で読むとかわいいです。
    道草って、学校には大きな声で言えないけど大賛成です。
    絵本の兄弟のように学びや体験があり、脳と心の発達にもとても大切です。
    この絵本は道草のヒントがたくさんあり、楽しそうな身近なものが紹介されているので、道草が更に楽しめそうです。

  • 4歳3ヶ月 図書館
    ◎以前私が選んで読んだことがあったけど、前より楽しめるようになったな、と感じる。(この作者さんの絵本はよく読んでいて、今回は図書館で自分で読みたいと選んでいた。)

    「ねこなんで飛んだの?」「くわのみ食べたい!」「葉っぱの飛行機作りたい(マテバシイ、ビワの葉)」と気になることがたくさんあるようだった。

    公園に行って神社が見えたときに「あ!お兄ちゃんが行ったところだね!」と言っていて、息子にはお兄ちゃんはいないし、何のことだろうと色々話していたら「絵本のだって!」と言われて、私も合点(笑)
    このお兄ちゃんと遊ぶシリーズは日常と急に繋がることがあって、ほんと好きだなー。子どもとの生活を豊かにしてくれてると感じる。

    ♯ねこ、モンシロチョウ、クワのみ、カタツムリ、みつのすえる花、アリと輪ゴム、神社、ヒキガエル、アリジゴク、マテバシイのはのヒコーキ、クスノキ


    3歳9ヶ月 図書館

  • みちくさはだめだけどなんだか楽しそうだなっておもった。こんなおにいちゃんいたらいいいな。

  • はたこうしろうさんの絵本は男子が読むとなんともいえない楽しさがありそうだなぁと思う。2019/4/2
    こどもに。このシリーズ全部読みたいらしいので少しずつ読んでいく。2023/9

  • 以前読んだ「ふゆのむしとり?!」に出てきた兄弟と同じなのかな?今回のも外で遊ぶひそかな楽しみを散りばめたような内容。ちょっとした子供とのお外遊びのヒントになるようなことが多く乗っています。とても楽しい絵本だと思います。

  • 前回借りた「いそあそびしようよ」の流れでこの本を読みました。こちらも気に入って何度も読みました。
    みちくさのわくわく、いろんな発見があったようです。

  • 春頃

  •  6年生のお兄ちゃんにひみつのたのしみをおしえてもらったぼく…。みちくさってとってもおもしろい。先生にはないしょのおたのしみ!
    (児童担当/ししかーち)

  • 帰りみち、色んな発見があるんだよとこどもに伝えてあげたい一冊

  • 1年生と6年生の兄弟が仲よく道草食って帰ります。
    木の実を食べたり、アリやカエルを見つけたり、はっぱのひこうきをつくったり…オトナに怒られそうだ!

  • 2017.5  市立図書館 娘2才7ヶ月 息子小3

    小学生低学年向け?息子の方が読んでた。

  • ツツジの 花の蜜…懐かしいかぁ~(≧∇≦)

  • きょうは、いちねんせいのぼくとろくねんせいのおにいちゃんがいっしょにかえるひ。おにいちゃんが「みちくさしながらかえる」っていうからついていってみた。はじめてとおるみちには、おもしろいものがいっぱいだ!
    ふたりといっしょにみちくさしている気分になる絵本。みちくさしてみたい、とおもいますよ!

  • 帰り道に兄弟がみちくさしちゃいます。

    そこでお兄ちゃんが弟に色々なことを教えてあげます。

    自分の知らないことを知っているお兄ちゃんを弟は尊敬するんだろうな。

    みちくさは、ちょっとした冒険だと思います。

    でも、帰りが遅いと心配する人もいるということは知っていてほしいですね。

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