月の出と月の入り (月のひみつシリーズ)

  • ほるぷ出版 (2019年2月26日発売)
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本 ・本 (24ページ) / ISBN・EAN: 9784593588169

作品紹介・あらすじ

月の一日の動きを見てみると、必ず東からのぼり、南の空で一番高くなり、西にしずみます。かたむき方は変わりますが、月の形そのものは変わりません。どうしてか、わかりますか?月の一日の動きを観察することで、月と地球の関係や、地球の自転のひみつがわかります。シリーズ通して読めば、誰でも月のメカニズムが理解できる「月のひみつシリーズ」第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • ・東から出て南で高くなって西に沈む
    ・上弦の月、三日月、半月、満月、下弦の月など
    ・29.5日でワンサイクル
    ・月の自転も公転も27.32日で地球からみて
    いつも同じ面を見せている
    ・月の出、月の入り供に毎日50分ほど遅くなる

  • [墨田区図書館]

    藤井旭さんの写真本。
    表題通り、月の出から入りまでの月の動きが鮮明な写真で表された本。

    とてもきれいでインパクトがある本なんだけれど、小5にしてもまだ直感的な理解の方が勝っている息子にしては、最初の数ページの写真が"南側半方位"だとより良かったみたい。というのは、出てきた上弦の月が、南の空に上って、西の地平線に入っていく過程で、知ってはいても、「(ページをめくった)次はどのあたりにどのような形(傾き)であるか」を予想できない作りであったから。なまじ月を綺麗にはっきりと写すため、最初は東の空、次は南の空、最後に西の空、と写す範囲が変わっていて、最初の見開きページの右端=西の地平線、となっていないので、「このあたり」と予想する位置が全くもって異なってしまう(笑)

    ただ、その後に断片写真?を繋いで各月齢の月の出から入りまでを繋いでくれているのだけれど、それもまた、「ピラミッドみたい(実際の半円軌道ではなく、鋭角な三角形の軌道すぎる)」というどちらかというと評価落ちの感想。おーい、それを言っちゃうとしょうがないよ、もっと横長の本ならまだご期待に沿えたかもだけどさー、と多少はその感想に同意しつつも親としては心の中で突込みを入れつつ。

    昔と違って「読むといいよ」と言っても親の推薦通りに動かなくなってきた高学年の息子に、無理やり見せる(読ませる)にはこの程度の絵本的な本が○。でも作りは簡単なので本来低学年、もしくは幼稚園ぐらいでもこの本を先に読ませることで体感しにくい月の動き(変化)を実体験させやすいかも。

  • こどものすきなシリーズ。月と空での高さや見え方についてがよくわかる。

  • 月の出と月の入りに特化した内容で、写真が大きく見られる良書。プラネタリウムを見ているような感覚。シリーズの他書と合わせて読むとよい。

  • 2019 月のひみつシリーズ

    出てからしずむまでの動きを追った写真と解説

  • 子供に何度も月について説明しようとしたけれど、うまくできず。
    この本は写真かきれいで、さらに文章かわかりやすかった。

    月は
    東からのぼって
    南で一番高くなり
    西にしずむ
    のぼる時間、しずむ時間は月の位置(月の形)によって変わる

    というシンプルなことが、写真と文とで繰り返されることによってよく理解できる。

    学校図書館にも入れたい。

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著者プロフィール

藤井 旭:山口県山口市出身。1963年多摩美術大学デザイン科卒業。1969年、仲間とともに白河天体観測所を建設。1995年、オーストラリアにチロ天文台南天ステーションを建設。日本を代表する天体写真家であり、天文、天文趣味に関する著書多数。

「2018年 『星と星座が光る 星座早見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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