ダヤンのおいしいゆめ (DAYAN’S COLLECTION BOOKS)

著者 :
  • ほるぷ出版
3.55
  • (5)
  • (8)
  • (17)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593592159

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 人と一緒にすごすって難しいと思った。距離感をどうたもつか考えさせられる一冊。

  • ダヤンと、ダヤンの夢を食べるばく君が一緒に暮らすお話。
    ダヤンの夢がおいしくて、ばく君はかいがいしく働くけど、次第に干渉が激しくなり、ダヤンの耳やしっぽをかじるようになる。
    誰かを求めると言うこと、それに応えるということ、誰かと一緒に暮らすということがどれだけ難しいか、端的に表されていて、可愛らしい絵柄と相まって不思議な不気味さを醸し出している。
    人と適切な距離をとることの大切さを思い出させてくれる本です。

  • 絵もお話もちょっぴり怖い雰囲気だけど、怖さ以上に登場人物(人じゃないけど)の様々な感情がじわじわと沁みてくる。
    友達どうし、お互い悪気はないけど合わなくなってしまう気まずさ。
    ばくの淋しさと感謝、ダヤンのホッとしながらも感じる罪悪感。
    どちらの気持ちも分かる気がして、最後は少し切なくなりました。

  • 図書館の本

著者プロフィール

本名:池田晶子。東京都吉祥寺生まれ。
1976年、革工房「わちふぃーるど」創設。1983年に東京都自由が丘本店のシンボルキャラクターとして「猫のダヤン」を描く。その頃から不思議な国・わちふぃーるどを舞台にした物語を描き始め、絵本や画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など、多方面で執筆活動を続けてきた。現在までの著書は130タイトルを超える。
2023年はダヤン誕生40周年にあたり、6月の松屋銀座での記念原画展を皮切りに、全国で巡回の予定。

「2023年 『猫のダヤン ポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田あきこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×