自殺の丘 (扶桑社ミステリー)

制作 : 小林 宏明 
  • 扶桑社
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本棚登録 : 56
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594006655

感想・レビュー・書評

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  • 全2作に比べると今ひとつかな。
    伏線のようなものが最後まで解明されなかった感がある。
    でも、このシリーズはこれで完結ということで、それはそれで潮だと思う。

  • 逞しくて女々しい男達が、いっぱい。

  • ホプキンズシリーズで一番好き。警察という腐敗した体制にその異分子である主人公が対峙する構造も、続くLA四部作の片鱗がうかがえる。

    ホプキンズが主人公であることには変わりないのだけれど、この物語を大きく動かしていたのは犯人側の男たちだった。刑事としてロイドと彼らがほとんど出会わないので、ロイドもまた、大の大人が泣いて怯えてロサンゼルスを血の海にしていく恐ろしい存在にも見える。犯人たちと立場は一緒になってるのが容赦ないね。

    孤高の天才刑事部長ロイド・ホプキンズにはダッチ警部がついていますが、今回は若いFBI捜査官が相棒になるよ。ロイドはああ見えて相棒組んだらけっこう頼れるいい先輩であった。もっと彼らのやり取りが見たかったな。

    エルロイはどうして男の泣く姿をこんなに魅力的に書くんだろうか。男はほとんど泣いてるよ。
    そして、クライマックス。本当の愛とは自分を殺してめちゃくちゃにしてくれる相手を見つける事だというのなら、確かにロイドはそうだよね、と。
    ロイドにしては迷惑な話ではあるが、“彼”がロイドの過去を掘り起こしてくれたおかげで、ロイド自身がずっと抱えてた怖れと向き合うきっかけになったんだから、お互い様だよなーと思いました。

  • ホプキンズシリーズはかなり情念が渦巻いている。

  • 「刑事ロイド・ホプキンズ・シリーズ」三部作の完結編。

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