- Amazon.co.jp ・本 (581ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594008574
感想・レビュー・書評
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淡々と自分の計画を進めて行くテリィが怖い。
日常の中で人間が残虐に変わる瞬間って怖い。
最後はハッピーエンドではないのかもしれないが、
メリッサとチャールズが収まるところに収まって良かった。
確かにブラックストーンの前にこっち読めば良かった。 -
これは海外ミステリーの皮を被った萌えライトノベルかもしれないw
そうでしょう?あなたもあの子に萌えてるんでしょう? -
「暗い森の少女」「因果の火」でも使われたソールの伝家の宝刀「姉妹」もの。今回も母親による虐待に周囲からの苛めと散々やりまくり。肝心の怪異は合理的解釈をつけられて終りかと思いきや……。本領発揮の一本。
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ジョン・ソールにしてはハッピーエンドなの? と一瞬思いました。だけど……あ、まさか諸悪の根源はこの人で、またしても悲劇が繰り返されるんじゃ? ってなエンディングはやっぱりか。原題「SECOND CHILD」の意味にも納得。
しかしテリィの悪辣さには凄まじいものがあるなあ。さらに周りのものがことごとく騙されているあたり……読んでいて非常に腹が立ちました。でもいそうだよね、こういう女。 -
テリーの両親が火事で亡くなったので、テリーの実の父の元に引き取られる事になる。そこには、異母姉妹のメリッサ。母親につらく当たられていたメリッサはダーシィーという人格を作って親友にしていた。テリーはメリッサの母が理想とした子どもだった。全てを手に入れたいテリー。ソールが子どもの残虐さを描いたのって、容赦がないからある意味凄い