ザ・キープ 下 (扶桑社ミステリー ウ 8-6)

  • 扶桑社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594013325

感想・レビュー・書評

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  • 第二次世界大戦中のルーマニア。ドイツ軍が占拠した中世の城塞でドイツ兵が次々と謎の死を遂げる。調査を命じられたユダヤ人歴史学者クーザの前に現れたのは吸血鬼モラサール。囚われた父クーザを救うため娘のマグダは謎の男グレンと共に戦いに挑む。驚異的迫力、怒涛の展開、リアルな人物描写、ナイトワールドシリーズの第1作、伝奇ホラーの最高傑作。私はこの本でFPウィルソン中毒になった大好きな話です

  • 単体の作品としても楽しめるんだけど、まさかナイト・ワールド・サーガの一作目になろうとは!ナイト・ワールド・サーガ超絶オススメです1

  • 吸血鬼物として読むと期待外れかも。私はそうでした。

  • ヒロインの行動が浅はかすぎると感じたため序盤は少々ダレた。

    中盤以降は盛り上がり終盤まで一気に楽しめた。
    ヴォーマンが地下に降りていくシーンにはゾクゾク度満点。
    その後に畳み掛けられるホラー描写に満足です。

    解説を読んで、〈ザ・ナイトワールド〉シリーズを追いかけたくなってしまった。

  • パルプ・フィクションの王道のようなベタな展開ながらも、そのスピード感やリーダビリティの高さに大満足。6部作の一作目ということで、ここから作品世界がどう広がっていくのかも楽しみ。次は『マンハッタンの戦慄』を読む予定。

  • 初めて読んだF・ポール・ウィルソン…だったと思う。
    当時D・R・クーンツとか、いわゆるモダンホラーにはまってて、その中の1冊として読んだと思う。
    結局クーンツは、読んでる最中は心臓バクバクだけど読み終わったら何も残らんタイプでここにも登録する気になれんけど、この本はまた読みたいと思ったのでまだリアル本棚にもあります。
    いわゆる吸血鬼もの(?)だけどナチス・ドイツと絡めてあったり、グレーケンの登場とかも面白い。
    これが壮大なアドヴァーサリ・サイクルのそもそもの始めなんだな~と思うと感慨深くもあったり…。
    日本でも早く先を訳してほしいけど…(^_^;)。

  •  物語のメインである二人が姿を現し、古より続いてきた戦いが再び幕を開ける。

     「悪」の感情が伝播するイメージを他でも見た気がするのだけど、思い出せない。。。気持ち悪いです。
     戦いそのものは映画「ハイランダー」を彷彿とさせます。

  • 2007年9月15日読了。最後映画のようでしたね。読んでてビジュアルで訴えてくるものがありました。主役のグレーケンがかっこいいです。ヒロインのマグダがそれに輪をかけてかっこいいです。
    ナチスがらみのところがちょっと消化不良でしたが、エンターテイメント小説としてとても楽しめました。

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