- Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594016258
作品紹介・あらすじ
蘇る死人、闇に蠢く不気味な生き物に、少年たちはなすすべもなく追い詰められていった。しかし、デュエイン少年は相次ぐ怪奇な現象の裏に、古代エジプトに起源を持つに宿る邪悪な霊力の存在を突き止めた。歴史の暗部に生きつづけていきたその魔鐘が、オールド・セントラルの開校時鐘楼に吊るされたのだ。心が萎え、身も凍る恐怖のなか、勇気と知力の限りを尽くして少年たちは悪霊に立ち向かっていくのだが。小さな町にある学校の廃校がもたらした恐怖の一夏を、実力派作家が描く長編ホラーの力作。
感想・レビュー・書評
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オレの中で唯一イヤやったのが、デュエインの事。アイツが一番好きやったのに…。でもそこも含めて最高の少年時代のホラー。
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夏の夜に襲ってくる怪物たちに必死で立ち向かう少年たち。舞台は閉鎖された校舎。
アメリカの田舎の夏の雰囲気。
主人公よりヒーローっぽい子よりかっこいい子がいるよ。 -
少年たちの夏休み、ひと夏の恐怖を描いたホラー。というと、なんだか叙情的なものに思えていましたが。後半からどんどん凄いことになる……怪物ホラーだったのね。相当派手です。
怪物の怖さもさながら。読みどころは少年たちの活躍です。さして特殊な能力があるわけでもないただの子供たちが懸命に死闘する様は、頑張れ!と応援したくなってしまいます。でも個人的には、あの子が案外早くに殺されてしまったのがけっこうショックだったのでした。頑張ってくれそうだったのになあ。 -
未読