アメリカインディアンの教え

著者 : 加藤諦三

• ニッポン放送出版 (2000年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[katatumuruさんの感想 · 2013年7月22日]

批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします。
ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります。
はげましを受けて育った子は自信をもちます。

こういったアメリカインディアンの１１の教えをモチーフに、加藤諦三さんが独自の親子論を分かりやすく書かれた本です。
ここに書かれている事は全て納得できて共感できる内容でした。
子育てをしている人向けに書かれた本だと思いますが、自分自身の子供時代と照らし合わせて、自分に気づく本としても読めます。

[spirit50さんの感想 · 2012年5月10日]

子育て中のお父さん、お母さんに是非読んでもらいたい一冊です。

[tatitutetuneさんの感想 · 2011年5月10日]

“娘の幸福は、母に由来する”的なことを耳にしたことがあるけれど、そうなのかもしれない。
幼いときの親と子の関係がその後に関係してくる。
人を傷つけるのは、人の意識ではなく、無意識。
この言葉を始めとして、様々なことにずんときた。

たまに、 文の通りの解釈が難しいとこがあった。

[kajikacheechanさんの感想 · 2011年1月7日]

ニカウさんにしろ、酋長ツイアビにしろ、この本のアメリカインディアンにしろ、私達が忘れがちな「こころ」を呼び覚ましてくれる。
現代人は文明の進化と共に、大切な「こころ」が置き去りになっている。
その事にもっとみんな気づかないと。
いつかこの星の人間達は文明と共に滅びてしまう気がしてならない。

[つねさん＠ｚｕｋａｉさんの感想 · 2010年12月23日]

《４コマ図解・読書録゛(ログ)》No.136
加藤諦三【著】『アメリカインディアンの教え』
http://archive.mag2.com/0000255083/20100914073000000.html

[SirToさんの感想 · 2008年6月25日]

２００５年くらいに
劇団ひとりだったかなぁ
テレビで紹介していたので読んでみた

誰かがお勧めしている本を読むようになった頃
一人の人間が何かしらの影響を受けてお勧めする本は
どんなジャンルでも必ず良いところがある

愛らしい瞳のためには、ものごとの素晴らしさを見つけること

[吉原まさるさんの感想 · 2008年3月2日]

人（特に子供）はどうすれば伸びるのか、どんな目に合うとゆがんでしまうのか、をシンプルかつ的確に綴った本。とくに、子供を持つ親である人に読んでもらいたいです。
日頃、「子供のため」と思い込んで親がしていることのいくつもの矛盾や害悪が痛いほどストレートに書かれているので、心当たりのある人はマトモに読めないかもしれないくらい。

また逆に、厳格だったり偏屈だったりちょっと人格的に問題がある親の元で育ってしまって心に傷や歪みを持ってしまった人にもオススメ。無為に自分を責める必要はなく、親をはじめとして周囲の大人たちが間違った行動や言動を自分に投げかけていたのだと気づくこともあるでしょう。

いろんな意味で、トラウマに苛まれて苦しんでいる人には救いとなる可能性の大きい本です。
皇太子様もご推薦なさっているそうです。

[ぴのこさんの感想 · 2007年2月16日]

社会心理学者で有名な著者が、スピリチュアルな視点で書いてある・・・と題名で想像し期待して読んだが、あまりネイティブアメリカンの教えを中心には話が広がっていなかった。

しかし著者の家族構成、どのように育てられ、育ったか大変興味深いものでした。
この本は著者自身、幼い頃から感じてきたものを（家族に対して想いや怒り、恨みなど）吐露しつづけ、読者が逆にカウンセラーになっているような内容です。
豊かな人間性をつくることの重要さを感じます。
ただ「題名」をかえたほうがよろしいかも・・・

[pinkさんの感想 · 2004年11月21日]

あなたの子供への愛は、真実ですか。

著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』（以上、PHPエディターズ・グループ）、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』（以上、PHP研究所）、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』（三笠書房）、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』（大和書房）などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」