- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594030193
作品紹介・あらすじ
世界のトップ企業が研修テキストに使用する1999年度全米ビジネス書ベストセラー第1位の翻訳。
感想・レビュー・書評
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●アメリカの医学博士・心理学者であるスぺンサー・ジョンソンの著作。全米でベストセラーとなり、全世界で2800万部を突破したそうです。
●2匹のネズミと2人の小人が迷路のなかに住み、チーズを探すという物語で、「変化を恐れず道を開く」事の大切さを説いています。
●私は、「従来どおりの考え方をしていては新しいチーズは見つからない」という言葉に共感しました。但し、やみくもに色々な事をやるのでなくて、現状をよく“分析→問題課題→対策“を考え、科学的にアプローチすべきと考えます。
●いずれにしろ、簡単に読めるので、米ベストセラーを自分なりに評価するのも必要と思います。 -
本書はビジネス書のようでもあり、自己啓発書のようであり、小説のようでもあり、子ども向けの童話の様でもあり、様々な顔を持っています。そして本書の最も特徴的な部分はこれだけ多くの要素を100ページ足らずで完結しているという点です。さらにチーズをめぐるメインの物語はさらに少ないページだけで語られています。
物語のテーマは変化に対しどのような対応するかについてです。昨今AI技術の進化や感染症による不況様々な変化が起こっています。本書は今のそして変化を嫌いやすい日本人に必要な知識が盛り込まれていると感じました。 -
「チーズはどこへ消えた?」
自分が小学生のときにベストセラーになった本。
初めて聞く"ベストセラー"という言葉に魅了され読んでみるものの何がどう面白いのか、さっぱり小学6年生。
そりゃ当たり前だ(笑)その頃の人生の変化なんて、学年が変わってクラスが変わるくらいだもんね。
26歳になった今。
今の仕事を初めて5年目の今。
初めて転勤になり、4月から新しい職場で働いている今。
職種は変わることはなけれど、環境が変わって早4ヶ月。
わたしはずーっと環境の変化に抗ってました。
なんでこんなことしないといけないのか
これはわたしの仕事をじゃないのに
前の職場の方がずっとよかった
変化することに怯え、目を背け
わたしには関係ないと
古いチーズのことばかりを考えて
まさかこの本で泣くとは思わなかった。
ずっとこの4ヶ月楽しくなかった。
周りの目が怖いから環境の変化に従っていたけれど
やらされている感満載で、何も楽しくなかった。
多分、本来のわたしは、ホーみたいに試行錯誤しながら変化していくタイプなのだろうけど
変わるという恐怖感と傲慢な気持ち(5年目のくせに)に勝つことができなかったんだと思う。
自分を幸せにしてくれるのは、ただチーズを手に入れることではない。もう恐怖に駆られていないことが嬉しかった。現在やっていることが気に入ってた。
新しいチーズをみつけることができそれを楽しむことができると分かれば、人は進路を変えるのとができる。
恐怖に打ち勝ち、傲慢な気持ちを捨て
こんな自分であれたらいいな。こんな働き方ができたらいいな。新しいチーズをイメージして。
また明日から頑張れる気がします(о´∀`о) -
社会人なりたてで
この寓話を読んだとき、
実感を伴わず
言わんとしていることが
よくわかりませんでした。
でも、それなりに経験を
積んだ現在なら
実感を伴ってわかります。
突然の異動で新しい立場に
馴染めず苦しんだり、
過去の栄光にしがみついている
うちに浦島太郎になっていたり・・・
私のキャラは、ヘム寄りのホーかな。
いや、ホー寄りのヘムかな。。
自分で言うのもなんですが、
変化に鈍感なので、
スニッフとスカリーには
なりえません(笑
変化は必然。
チーズは必ずなくなります。
備えましょう。
変化に適応。
なくなったら新しいチーズを
みつけに行くだけです。
変化を楽しむ。
新しいチーズの味を楽しもう! -
何となく本屋で見かけるたびに気になっていた本作。
ようやく購入、読了。
いやー、この本は素晴らしいですね。
名著とはこういう作品を言うのではないかと。
本作の命題はとてもシンプルです。
「環境の変化を感じ、それに適応すべく自らを変化させて進むこと」、コレに尽きます。
最近は「人生に大切な50の法則」的な、小技ばかりをかき集めた本が多いですが…
こういった本質的であり、かつ汎用性のある背骨の通った真理をズバッと言ってくれるような…そんな本の方が個人的には好きですね。
実際に活かせるようなのは、こういった本なのでは無いかと思います。
この本の素晴らしさは、その巧みなストーリーだと思います。
読者に「自分も不足していると納得させ」、そして「自分もまだ変わらなければならないと思わせる」その説得力があります。
結論だけ言われると「いや、そんなこと知ってるし…」となってしまいそうなもんですが…
そうはならないところが、とても上手いんだと思います。
読みながら、自分にも思い当たる節が多々ありました…
自分は誰だろう?…というところがありましたが、まさに変化を嫌う「ヘム」かなぁと(笑)
物語を通すことで、いかに愚かなことなのかを痛感しましたね…(´∀`)
今後意識したいことを考えると「変化を敏感に感じること」と「それに対するアクションを取ること」かなぁと…まあ、それこそ言うのは簡単何ですがね(笑)
自分もまた振り返って読みたいと思いましたし、子供にもぜひ読ませたいと思える作品でしたね。
いやぁ…それにしても良い本だなぁ…(笑)
<印象に残った言葉>
・自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる(P30)
・変化が起こるのを予想し、変化を求めるのだ。いつ変化ぎ起きるのか本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ。(P45)
・新しいチーズをみつけることができそれを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える(P60)
・彼らにとって、人生はつねに単純だ。事態をどこまでも分析しようとして、物事を複雑にしたりはしなかった。(P65)
・問題は、「何を見切り、どこへ進むべきか?」ということだと思う(P79)
<内容(「Amazon」より)>
この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。チーズは、ただの食べ物ではなく、人生に おいて私たちが追い求めるもののシンボルである。
ところがある日、そのチーズが消えた! ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。ところが小人たちは 、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに 旅立つ決心を…。
IBM、アップル・コンピュータ、メルセデス・ベンツ等、トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にい かに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。905円でアナタの人生は確実に変わる!-
>だいさん
お返事が遅れてしまいスミマセンm(_ _)m
本当にそう思います‼︎
分かりやすい言葉遣いだからこそ、多くの人に気付きを与えられ...>だいさん
お返事が遅れてしまいスミマセンm(_ _)m
本当にそう思います‼︎
分かりやすい言葉遣いだからこそ、多くの人に気付きを与えられる本なのかと。2021/12/06 -
>midographさん
コメント頂きましてありがとうございますm(_ _)m
確かに、幅広い受け取り方ができそうな内容だったので、状況に...>midographさん
コメント頂きましてありがとうございますm(_ _)m
確かに、幅広い受け取り方ができそうな内容だったので、状況によって、そして読む人によっても感じ方が違うのかなぁという気がしました、納得です。
英語の件は、TOEICでゴミ屑のような点数しか取れない自分にはハードルが高そうです(笑)
ちなみに、原文ならではの内容の違いとか、気付きとかがあったりするもんですか⁇2021/12/06 -
日本語版を読んでいないのですが、HemやHawはそれ自体が英語で意味をもつ単語なので、そう言った含みを感じながら読めます。
いつか洋書を読み...日本語版を読んでいないのですが、HemやHawはそれ自体が英語で意味をもつ単語なので、そう言った含みを感じながら読めます。
いつか洋書を読みたくなったらぜひ、、!(笑)2021/12/07
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息子たちが読んでいた本を借りて読んでみました。
変化とは何かを失うこではなく、何かを得ることなのだ...行動にうつさなければ何も変わらない。 -
とても簡潔にそして芯をつく内容でこれからも重宝確定の本と出会ってしまった!
人は物語が好きだ。
物語には、変化があるからだ。
登場人物に自分を投影して、想像上で自分を変化させる。
自分の変化している過程にワクワクして、楽しくなる。
人は、変化を嫌うという。
でも、変化の絶えない物語が好きなように
人はもともと変化が好きな生き物ではないかと思う。
さてと、新しいチーズを探す旅でもしますか。
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アイスクリームでいっぱいさん、フォローありがとうございます。
時代の変化とともに、変化しなければならない、という意識が自然と注ぎ込まれてい...アイスクリームでいっぱいさん、フォローありがとうございます。
時代の変化とともに、変化しなければならない、という意識が自然と注ぎ込まれているのかもしれないですよね。
私は、ぼっ〜とするのも好きですし、成長して変化していくことにも喜びを感じていますが、本質はどっちなんでしょうね。
とにかく、思考を回転させ続けなければいけないのは間違いないので、楽しいことに向かっていきたいですよね。
最後のコメントいいな〜と思ってました。
私も、新しいチーズを探し続けたいと思っています ^_^2022/11/09 -
Manideさん、こちらこそフォローありがとうございます。
私もアロマやお香などを焚いてボーッとする時間がとても好きです。
成長すること...Manideさん、こちらこそフォローありがとうございます。
私もアロマやお香などを焚いてボーッとする時間がとても好きです。
成長することはもちろん大事ですが、未来のことばかりを考えて、今という時間を生きることをわすれてしまい、かえって辛い時間を過ごしてしまうこともありますよね。
だから、ボーッとすることも成長に喜びを感じることも両方とも本質なのかもしれないですね。
偏屈な私は、新しいチーズを探す旅に出れるのか分からないですが^_^2022/11/10 -
そうですね〜
今を楽しく生きていくことは大切ですよね。
これからもよろしくお願いします(*☌ᴗ☌)そうですね〜
今を楽しく生きていくことは大切ですよね。
これからもよろしくお願いします(*☌ᴗ☌)2022/11/10
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この作品は、1998年に書かれたようです。
日本では、2001年に刊行されています。
う~ん。19年前ですか、相当前になりますねえ。
19年前というと、私が40歳の時ですか。
今更読んでも仕方がない気がしますが、何故に読む気になったのかというと、まず、読み終えるのに時間がかからないこと。
今でも、読み継がれているベストセラー作品であること。
など、ですかね。
ちなみに、2019年時点で2800万部を超えているとか。
まあ、ビジネス書と捉えて読めば、中々良いような気はします。
が、現在、59歳の私には、そんな読み方をするはずもなく、今後の老齢化による変化への対応のヒント、そんなことを求めて手にしてみました。
老齢化は、明らかに誰にでもやってくる変化です。
体力、記憶力、その他様々な能力が、ゆっくりと衰えていきます。
その変化と、どう付き合っていくか、その辺を考えながら読み進めました。 -
【あなたの人生は今がベストですか?】
今もし不安を感じているなら
それは正しい道を歩んでる証拠です
不安は新しい自分に挑戦している証拠
満足していないのに現状を維持するのは可能性を捨てる行為
本当に最悪なのは
自分の残り時間を自覚した時
何もやらなかった自分を悔やむ事だ
わたしは一歩先に新しいチーズを探しに出かけます
新しいチーズが見つかる先で出会える人を楽しみにしています
信念があれば、 かならずや道は開ける。 思っていたような道ではないかもしれないが、 やがてはよかったとわかる道が。 A・J・クローニン
著者プロフィール
スペンサー・ジョンソンの作品






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コメントありがとうございます Σ(゚Д゚*)ハヤッ
再読するきっかけをいただきありがとうございました。よい気...
コメントありがとうございます Σ(゚Д゚*)ハヤッ
再読するきっかけをいただきありがとうございました。よい気づきをありがとうございます。
変化に気づかないというのは、往々にしてあるんだろうな〜と、感じさせられました。
自分にとっての最高の一冊に巡り合うというのも、最高のチーズですね