チーズはどこへ消えた?

制作 : Spencer Johnson  門田 美鈴 
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030193

感想・レビュー・書評

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  • ■物語の教訓
    人は変化に対応することができるようになる。

    ・物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。
    ・問題を複雑にしすぎないこと。
    ・恐ろしいことばかり考えて、我を忘れないこと。
    ・小さな変化に気付くこと。
    ・変化に早く適応すること。

    最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。
    そして、常に新しいチーズはどこかにある。

    ■あらすじ
    ある遠い国に2匹のねずみと2人の小人が住んでいた。彼らは毎日、自分たちの特別なチーズを見つけようと、長い間迷路を探しまわった。ネズミのスニッフとスカリーは、単純に試行錯誤を繰り返しながらチーズを探した。ある通路を進んで、何もなければ引き返し、別の通路を探す。

    一方、小人のヘムとホーは、過去の経験から得た教訓と思考による方法をとっていた。2人はうまくいく時もあったが、人間の信念と感情がものの見方を鈍らせることもあった。

    やがて彼らは、自分たちのやり方で、好みのチーズを発見する。

    スニッフとスカリーは、毎朝、早起きして迷路へ急ぎ、目的地へ向かい、チーズに取りかかるのが日課となる。一方、ヘムとホーは、これで自分たちは安泰だと思い、チーズの近くに引っ越した。
    ヘムとホーは、毎晩チーズをお腹いっぱい食べ、やがて慢心するようになった。

    ある朝、二匹がチーズの場所に行くと、チーズがなくなっていた。

    2匹は驚かなかった。置いてあるチーズが毎日、段々小さくなっていたのに気付いていたし、いずれなくなるだろうと覚悟ができていた。彼らは新しいチーズを探しに出かけた。

    同じ日、ヘムとホーは、チーズの場所へやってきた。二人にとってはチーズがないことが、青天の霹靂であった。「チーズはどこへ消えた?」

    2匹のねずみがすぐに新しいチーズを探しに行ったのに対し、2人はうろうろするばかりだった。2人は毎日、相変わらず同じことをし続けた。なくなったチーズの場所に行き、不安と失望を抱えて家に帰った。

    やがて、ホーは新しいチーズを見つけに行こうとする。しかし、ヘムは耳を貸さなかった。ホーは何もしないよりいいと考えた。

    ホーはチーズが見つからないかもしれないという恐怖を抱えながら、それを乗り越え、新しいチーズを発見する。過去を捨て去り、現在に適応することで、喜ばしい結末を迎えた。
    その場所には、ねずみたちも、かなり前から到着していた。

    ホーは、前進することに関しては、ねずみのスニッフとスカリーから有益なことを学んだ。彼らの人生は常に単純だ。状況が変わってチーズがどこかへ消えてしまうと、自分たちも変わってチーズを探しに出かける。事態をどこまでも分析しようとして、物事を複雑にしたりはしない。

  • 去年からまさに変化の中に生きている自分にとっては、ためになる言葉がたくさん出てくる気がした。
    今置かれている環境が嫌なら辞めれば良い、という選択肢もあるし、自分のやり方を変えてみるという方法もある。
    ストーリーとしてはとてもシンプルだけど、色々と考えさせられる一冊。この作者の別の本も読んでみたい。

  • 超今更(笑 変化をいとわない印象があるアメリカから生まれた本ということにちょっと驚き。今でこそ変化を求め新しいことに挑戦しようという流れに日本もあるが、当時(2000年)は、衝撃的な内容だったのかな。

  • タイトルは知っていたが、今更初めて読む機会を頂いた。
    チーズとタイトルにあるので、何となく絵本や童話のようなほんわかしたお話を予想していたが、良い意味で裏切られた。

    ネズミ2匹と小人2人がいつも当たり前にそこにあったチーズがなくなった時、どう過ごすかを描いている。
    それが現代に通じる生き方や役に立つ格言を教えてくれる。

    欲にまみれた小人がメインだったので、個人的にはネズミのお話(生き方)ももう少し掘り下げて読んでみたかった。

  • 続編『迷路の外には何がある?』を読みつつ、気になったので前作のヘムの状況を復習がてら読み直し。今回の気付きは単純ですぐに行動を開始したスニッフとスカリーの「目的意識」。「チーズがない=探しに行こう」となるのは、目的が明確「チーズ、チーズ、チーズのある場所はどこだ!」だから。もし目的が具体的でないならば直ぐに動けるものだろうか? 何から手をつけていいのかわからない時は「まず動く」という目的に向かい、具体的な小さな行動をするだけでもいいのかもしれない。トライさえすればエラーもあるけどクリアできることもある!

  • 変化に対応すること必要性を分かりやすく寓話形式で説いている。文章も平易で短く、すっと読めてしまう。
    「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」という言葉が心に残った。新しい一歩を踏み出す時は大なり小なり恐怖がつきまとうのが常だが、それに目を塞がれてはならない。
    日本語タイトルには少し違和感が残る。ヘムのセリフだと思うが、ヘムは誰かがチーズを奪ったと考えているのだから原題をそのまま訳したほうが良かったのではないだろうか。

  • 献本、いただきました。ありがとうございます。いわゆる「ビジネス書」なのかと思ったら、これは「ビジネス書」ではなく「イソップ物語(風)」だと思います。とはいえ、私は「物語」の部分を読み終わったとたん、思わず本を閉じてしまいました。なぜって?あまりにも「耳が痛い」物語だったから。私事ではありますが、希望していない部署に異動させられ、もぅ!となっていたからです。まさに「チーズはどこへ!」の状態。かなり心に刺さる物語でした。そして改めて、「わかっちゃいたけど」前に進むことを決心させてくれました。そういう意味でも、良本なのでしょう。難点をひとつ。本って高いのですが、いや、その価格が必要というのもわかるのですが。ここまで一息(ほんとにひといき)で読めてしまうものに、この価格は、私個人では買わなかったな。でも、お勧めします。図書館で借りるか、人に借りるかして、ちょっと手に取ってみてください。時間がない人は、本の真ん中へんの、「物語」だけ読めばいいです。前の方と後ろの方の、大人たちが論議しているところは無視しても、充分に心に届くと思います。(いや、物語が意味していることがわからないよ、という人は全部読んでください。)頂いた本です。手元にあるので、また落ち込んだら、これ読んで、さらに落ち込んで、復活することにします。

  • 単純なことがわかりやすく書かれていて、とても読みやすかった。
    物語という点も良く、読み返したいときに気軽に読める本のような気がする。

  • 2018.07.25 再読
    “問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。” — p.65より

    端的に何かを教えてくれる本ではないけれど、シンプルだからこそ、どんな人でも自分の状況に当てはめて考えることができる本。

    2001~2002 読了(回想レビュー)
    初めて読んだのは学生時代。当時は特に響くものがなかった。今思えば、変化が当たり前な学生時代にはあまり必要のない本だったのかも。

  • 軽く読めるわりに心に残る内容でした。


    一番心に残ったのは
    「古いチーズに早く見切りをつければ、それだけ早く新しいチーズがみつかる」

    あとは
    「つねにチーズの匂いをかいでみること そうすれば古くなったのに気がつく」


    自分が所属している仕事、会社
    人間関係
    自分の意識

    客観的に評価することが多分一番難しいのだろう。
    だがつねに意識しよう、と思いました。

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