チーズはどこへ消えた?

制作 : Spencer Johnson  門田 美鈴 
  • 扶桑社
3.53
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本棚登録 : 8181
レビュー : 1150
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030193

感想・レビュー・書評

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  • 「チーズはどこへ消えた?」
    自分が小学生のときにベストセラーになった本。
    初めて聞く"ベストセラー"という言葉に魅了され読んでみるものの何がどう面白いのか、さっぱり小学6年生。
    そりゃ当たり前だ(笑)その頃の人生の変化なんて、学年が変わってクラスが変わるくらいだもんね。

    26歳になった今。
    今の仕事を初めて5年目の今。
    初めて転勤になり、4月から新しい職場で働いている今。

    職種は変わることはなけれど、環境が変わって早4ヶ月。
    わたしはずーっと環境の変化に抗ってました。

    なんでこんなことしないといけないのか
    これはわたしの仕事をじゃないのに
    前の職場の方がずっとよかった

    変化することに怯え、目を背け
    わたしには関係ないと
    古いチーズのことばかりを考えて


    まさかこの本で泣くとは思わなかった。
    ずっとこの4ヶ月楽しくなかった。
    周りの目が怖いから環境の変化に従っていたけれど
    やらされている感満載で、何も楽しくなかった。


    多分、本来のわたしは、ホーみたいに試行錯誤しながら変化していくタイプなのだろうけど
    変わるという恐怖感と傲慢な気持ち(5年目のくせに)に勝つことができなかったんだと思う。



    自分を幸せにしてくれるのは、ただチーズを手に入れることではない。もう恐怖に駆られていないことが嬉しかった。現在やっていることが気に入ってた。


    新しいチーズをみつけることができそれを楽しむことができると分かれば、人は進路を変えるのとができる。


    恐怖に打ち勝ち、傲慢な気持ちを捨て
    こんな自分であれたらいいな。こんな働き方ができたらいいな。新しいチーズをイメージして。


    また明日から頑張れる気がします(о´∀`о)

  • この本の素晴らしいところは、
    人間が持つ、単純さと複雑さの象徴として、
    2人の小人、2匹のネズミを用いて、物語を作ったことだ。

    チーズ(=人生で求めるもの)を探す迷路(チーズを追い求める場所)で、4者はチーズを見つけ、ある日突然チーズがなくなったとき、4者がそれぞれ別々の行動を取る。

    主に小人のホーに焦点が当たり、変化することの大切さを説いている。
    最初読んだときは、変化は大事だな、くらいな感想だった。
    そして、自分は、
    スニッフ(=においをかぐ、においをかぎつける)
    スカリー(=急いで行く、素早く動く)
    ヘム(=閉じ込める、取り囲む)
    ホー(=口ごもる、笑う)

    どれに当たるのか考えたとき、ホーかもしれないと思った。

    そのときはホーだと思っていた。
    しかし、何度も読むうちに、自分がチーズをなくした経験はあるかと考えた。

    私が大学院で研究していたとき、
    ある日、研究が全てダメになった。
    それが中間発表のある2週間前という状況だ。

    私は、他にも色々抱えてダメになり、それに乗じて、動く足を止めてしまった。
    閉じ込まったというのが正しいのだろう。
    つまり私は、チーズをなくしたら、ヘムになるのだ。

    最初読んだときホーと思いたかったのは、自分の希望だったのだろう。
    スニッフやスカリーのように素早く行動できない。
    しかし、変化を楽しめる人間でありたいという気持ちだろう。

    研究の話に戻るが、多くの人の助けもあって、ホーのように少しずつ変化していき、研究は終わらせることができた。

    仕事をしてから、スニッフのように業界の変化をかぎつけて行動できることもあった。
    スカリーのように素早く動くこともできた。

    自分の中で2人の小人、2匹のネズミが状況によってどれかが顔を出すのだ。

    自分の過去の体験からチーズに対して、4者どれに該当するアプローチを取っていたか考える。
    自分を知ることができるし、そこから変化へと促せる。
    これだけで、この本の読んだ価値はあると思う。


    ホーが変化するために必要な思考法を教えてくれている。
    変化を恐れたり、動けなかったりしたら、
    今、自分はホーのどの場面にいるのか読み返したら、一歩ずつ進んでいける。
    そのためにも何度も読み返したい本である。


    ps この本は献本で頂きました。
    素晴らしい本ありがとうございました。

  • 状況が変わった時、自分を変えることを説いた本。

    以前から興味はあったが、色々と環境の変化を迎え、
    駅でこの本の広告を目にして即座にkindleで購入。

    アメリカが自国第一主義を掲げ、イギリスがEUを離脱し、
    世界が激変している現在「変わらなくても大丈夫」
    なんて思っている人はよほどの楽天家だろうし、
    「変わらないといけない」なんて当然のことを書いている
    前世紀に書かれたこの本を今更読む価値はあるか?
    また、変わることのリスクもあるのでは?
    と、思ったがとんでもない思い上がりだった。
    状況が変化し、自分も変わらなければならない時こそ、
    2時間程度で読めるこの本を読むべきなのである。

    今までの場所にしがみつくヘムとホーは馬鹿ではない。
    致命的な失敗をしてしまうことだってあるだろう。
    必ずしもすぐに行動するネズミが正しいとは限らない。
    だが、チーズが無くなった時は行動しなければならない。
    そんな時に恐怖心を乗り越え、新しいチーズを思い描き、
    再び迷路に踏み出すホーの姿は背中を押してくれる。

    状況が変化したら何度もこの本を読み返そう。

  • 変化を恐れず、人のせいにせず、前に進むこと!自分の仕事、人生を考えさせられる本。

  • 短いがとても良本。
    今の自分がどの状態か教えてくれる。考える力と考えない力の両立が大切だと感じた。

  • おそらくベストセラーになった当時に読んでいる本の再読。とても面白いし、すぐに読める本。なんども読むことが薦められる本なので、また数十年後にまた読みたい。

    気になる言葉の覚え書き:

    「もし恐怖がなかったら何をするだろう」。この言葉は何かをチャレンジするときに、そのことはほんとうにやりたいこと、やるべき事なのかどうかを確かめる時に思い出したい。

    「チーズがないままでいるより、迷路に出て探した方が安全だ」。現状に不満を言って、チーズがないことの責任を考えるよりも、外に出て動き出す方が安全と言うこと。

    以上、もっとあったと思うが、この二つをメモ。

  • 今までに読んだことなかったような本。
    2匹のネズミと2人の小人の4人が登場する1つの短い物語と、その物語について語り合う旧友たちの様子を描くことから、世の中を生きていく上で全てのことに共通する大切なことを教えてくれる、厳しくもあり温かみのある一冊。
    この本は2000年に第一判が発行され、つい最近続編が出されたようなのでそちらも是非読んでみたい。

  • 【本書に興味を持つきっかけとなった記事】

    自分が決心する時期というのは、とっくにベストなタイミングを過ぎている。物事のベストなタイミングは、あなたが考えているよりずっと早い時期にある。賢い人は、人生のすべてのタイミングをベストに設定して乗り換えている。そこに強い執着を持たず、勇気を持って新しいものにどんどん乗り換えるからだろう。

    お勧めの本に「チーズはどこへ消えた?」というものがある。主人公はネズミたちだ。ある時、いつもチーズがあったエサ場にチーズがなくなっている。何日経ってもチーズは置かれない。あるネズミはお腹を空かせながら、そのチーズがまたそのエサ場に置かれると信じて何日も待つ。あるネズミは新しいチーズを探すため、その場所を捨てて進む。
    多くの事柄が、この内容に当てはまると思う。
    あなたが固執している状態は、昔ほどいい状態だろうか?それに固執している意味はあるのだろうか?前はあったチーズは今もそこにあるのだろうか?ないとしたら、そこに居続ける意味はあるのだろうか?
    例えば、今あなたが固執している彼は、付き合い始めた時の素晴らしさを持っているだろうか?そこにそのまま居続けて彼は素晴らしくなるのだろうか?そのままそうしていて、あなたの求めるチーズは、将来そこに置かれることがあるのだろうか?得られないものを捨て、新しい道を選び、歩むことは怖いことだろうか?

  • ある迷路で起こった出来事をめぐる物語で、登場人物たちが「チーズ」を探し求める話。このチーズは、私たちが人生で求めるもの、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の不安などを象徴している。人は皆、自分にとってのチーズを心にいだいていて、それが手に入れば幸せになれると信じて追い求める。手に入れると、それに執着し、失くしたり奪われたりすると大きなショックを受けかねない。

    この物語に登場する二匹のネズミ「スニック」と「スカリー」二人の小人「ヘム」と「ホー」は、私たちの中にある単純さと複雑さを象徴している。私たちは、スニックのように、いち早く変化をかぎつけることもあるし、スカリーのように、すぐさま行動を起こすこともあるし、ヘムのように、いっそう、まずいことになりはしないかと怯えて変化を認めず、変化に逆らうこともあるし、ホーのように、もっといいことがあるに違いないと、うまく変化の波に乗ろうとすることもある。どのように行動をとろうと、私たちには皆共通していることがある。迷路の中で、自分の道を見つけ、時代の変化の中で、望みを成就せねばならないということだ。



    ”人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。”

    ”物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で素早く動くこと。問題を複雑化しすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。小さな変化に気づくこと。そうすれば、やがて訪れる大きな変化にうまく備えることができる。変化に早く適応すること。遅れれば適応できなくなるかもしれない。最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。”

    ”どんな選択肢があるのか知っていたほうが、居心地のいい自分の場所に閉じこもっているより安全”

    ”人間関係においての「古いチーズ」は、これまでの行動を意味していて、本当に捨てる必要があるのは関係を悪化させている行動。よりよい考え方、ふるまい方をするようにすべき。「新しいチーズ」とは、同じ相手との新しい関係”

    ”1.変化は起きる(チーズは常にもっていかれ消える)
    2.変化を予期せよ(チーズが消えることに備えよ)
    3.変化に素早く適応せよ(常にチーズの匂いをかいでいれば、古くなったことに気づく)
    4.変わろう(チーズと一緒に前進しよう)
    5.変化を楽しもう!(冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!)
    6.進んで素早く変わり、再びそれを楽しもう(チーズは常にもっていかれる)”

    有名な本なだけあって面白かった!自分の事となると複雑に捉えてしまうけど、この話のように恐怖に打ち勝ち、変化を楽しむ姿勢を身につけたいと思います。「もし、恐怖がなかったら何をするだろう?」を意識していきたい。

  • 物語は短いのでサクッと読める。
    それほど多くないボリュームの中に、核心をつく言葉が次々に出てきて、もっと早くにこの本に出会えてたらな、と思った。

    『状況が変わった。だから自分たちも変わることにした。』
    これ、さらっと言えても、実際行動できる人ってなかなかいないのでは。

    人は誰しも、今の自分を失いたくない。
    仕事目線で考えると、安定した地位やキャリアがあればなおさら。
    でも、『変化は本当に人を新しいより良いところに導いてくれる』とある通り、慢心せず、周りのニーズや時代の変化に敏感に反応し、時には自分のやり方を一度壊して、新しく組み立て直す勇気も必要なのだと改めて実感。

    ビジネス書では常識な考え方かもだけど、それが本書ではコンパクトにまとまってあるので、時々読み返したい。

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