チーズはどこへ消えた?

制作 : Spencer Johnson  門田 美鈴 
  • 扶桑社
3.53
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本棚登録 : 8049
レビュー : 1133
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030193

作品紹介・あらすじ

世界のトップ企業が研修テキストに使用する1999年度全米ビジネス書ベストセラー第1位の翻訳。

感想・レビュー・書評

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  • 「チーズはどこへ消えた?」
    自分が小学生のときにベストセラーになった本。
    初めて聞く"ベストセラー"という言葉に魅了され読んでみるものの何がどう面白いのか、さっぱり小学6年生。
    そりゃ当たり前だ(笑)その頃の人生の変化なんて、学年が変わってクラスが変わるくらいだもんね。

    26歳になった今。
    今の仕事を初めて5年目の今。
    初めて転勤になり、4月から新しい職場で働いている今。

    職種は変わることはなけれど、環境が変わって早4ヶ月。
    わたしはずーっと環境の変化に抗ってました。

    なんでこんなことしないといけないのか
    これはわたしの仕事をじゃないのに
    前の職場の方がずっとよかった

    変化することに怯え、目を背け
    わたしには関係ないと
    古いチーズのことばかりを考えて


    まさかこの本で泣くとは思わなかった。
    ずっとこの4ヶ月楽しくなかった。
    周りの目が怖いから環境の変化に従っていたけれど
    やらされている感満載で、何も楽しくなかった。


    多分、本来のわたしは、ホーみたいに試行錯誤しながら変化していくタイプなのだろうけど
    変わるという恐怖感と傲慢な気持ち(5年目のくせに)に勝つことができなかったんだと思う。



    自分を幸せにしてくれるのは、ただチーズを手に入れることではない。もう恐怖に駆られていないことが嬉しかった。現在やっていることが気に入ってた。


    新しいチーズをみつけることができそれを楽しむことができると分かれば、人は進路を変えるのとができる。


    恐怖に打ち勝ち、傲慢な気持ちを捨て
    こんな自分であれたらいいな。こんな働き方ができたらいいな。新しいチーズをイメージして。


    また明日から頑張れる気がします(о´∀`о)

  • この本の素晴らしいところは、
    人間が持つ、単純さと複雑さの象徴として、
    2人の小人、2匹のネズミを用いて、物語を作ったことだ。

    チーズ(=人生で求めるもの)を探す迷路(チーズを追い求める場所)で、4者はチーズを見つけ、ある日突然チーズがなくなったとき、4者がそれぞれ別々の行動を取る。

    主に小人のホーに焦点が当たり、変化することの大切さを説いている。
    最初読んだときは、変化は大事だな、くらいな感想だった。
    そして、自分は、
    スニッフ(=においをかぐ、においをかぎつける)
    スカリー(=急いで行く、素早く動く)
    ヘム(=閉じ込める、取り囲む)
    ホー(=口ごもる、笑う)

    どれに当たるのか考えたとき、ホーかもしれないと思った。

    そのときはホーだと思っていた。
    しかし、何度も読むうちに、自分がチーズをなくした経験はあるかと考えた。

    私が大学院で研究していたとき、
    ある日、研究が全てダメになった。
    それが中間発表のある2週間前という状況だ。

    私は、他にも色々抱えてダメになり、それに乗じて、動く足を止めてしまった。
    閉じ込まったというのが正しいのだろう。
    つまり私は、チーズをなくしたら、ヘムになるのだ。

    最初読んだときホーと思いたかったのは、自分の希望だったのだろう。
    スニッフやスカリーのように素早く行動できない。
    しかし、変化を楽しめる人間でありたいという気持ちだろう。

    研究の話に戻るが、多くの人の助けもあって、ホーのように少しずつ変化していき、研究は終わらせることができた。

    仕事をしてから、スニッフのように業界の変化をかぎつけて行動できることもあった。
    スカリーのように素早く動くこともできた。

    自分の中で2人の小人、2匹のネズミが状況によってどれかが顔を出すのだ。

    自分の過去の体験からチーズに対して、4者どれに該当するアプローチを取っていたか考える。
    自分を知ることができるし、そこから変化へと促せる。
    これだけで、この本の読んだ価値はあると思う。


    ホーが変化するために必要な思考法を教えてくれている。
    変化を恐れたり、動けなかったりしたら、
    今、自分はホーのどの場面にいるのか読み返したら、一歩ずつ進んでいける。
    そのためにも何度も読み返したい本である。


    ps この本は献本で頂きました。
    素晴らしい本ありがとうございました。

  • ■物語の教訓
    人は変化に対応することができるようになる。

    ・物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。
    ・問題を複雑にしすぎないこと。
    ・恐ろしいことばかり考えて、我を忘れないこと。
    ・小さな変化に気付くこと。
    ・変化に早く適応すること。

    最大の障害は自分自身の中にある。自分が変わらなければ好転しない。
    そして、常に新しいチーズはどこかにある。

    ■あらすじ
    ある遠い国に2匹のねずみと2人の小人が住んでいた。彼らは毎日、自分たちの特別なチーズを見つけようと、長い間迷路を探しまわった。ネズミのスニッフとスカリーは、単純に試行錯誤を繰り返しながらチーズを探した。ある通路を進んで、何もなければ引き返し、別の通路を探す。

    一方、小人のヘムとホーは、過去の経験から得た教訓と思考による方法をとっていた。2人はうまくいく時もあったが、人間の信念と感情がものの見方を鈍らせることもあった。

    やがて彼らは、自分たちのやり方で、好みのチーズを発見する。

    スニッフとスカリーは、毎朝、早起きして迷路へ急ぎ、目的地へ向かい、チーズに取りかかるのが日課となる。一方、ヘムとホーは、これで自分たちは安泰だと思い、チーズの近くに引っ越した。
    ヘムとホーは、毎晩チーズをお腹いっぱい食べ、やがて慢心するようになった。

    ある朝、二匹がチーズの場所に行くと、チーズがなくなっていた。

    2匹は驚かなかった。置いてあるチーズが毎日、段々小さくなっていたのに気付いていたし、いずれなくなるだろうと覚悟ができていた。彼らは新しいチーズを探しに出かけた。

    同じ日、ヘムとホーは、チーズの場所へやってきた。二人にとってはチーズがないことが、青天の霹靂であった。「チーズはどこへ消えた?」

    2匹のねずみがすぐに新しいチーズを探しに行ったのに対し、2人はうろうろするばかりだった。2人は毎日、相変わらず同じことをし続けた。なくなったチーズの場所に行き、不安と失望を抱えて家に帰った。

    やがて、ホーは新しいチーズを見つけに行こうとする。しかし、ヘムは耳を貸さなかった。ホーは何もしないよりいいと考えた。

    ホーはチーズが見つからないかもしれないという恐怖を抱えながら、それを乗り越え、新しいチーズを発見する。過去を捨て去り、現在に適応することで、喜ばしい結末を迎えた。
    その場所には、ねずみたちも、かなり前から到着していた。

    ホーは、前進することに関しては、ねずみのスニッフとスカリーから有益なことを学んだ。彼らの人生は常に単純だ。状況が変わってチーズがどこかへ消えてしまうと、自分たちも変わってチーズを探しに出かける。事態をどこまでも分析しようとして、物事を複雑にしたりはしない。

  • 英語学習を兼ねて、原著と併読。
    大学生の頃に読んだことがあるはずなのですが、すっかり内容を忘れてしまっていたので、新たな気持ちで読みました。

    本書のメインパートは、迷路の中で2匹のネズミと2人の小人が大好物のチーズを求めてどう行動するかが語られる寓話です。
    せっかく見つけたチーズが消えてしまったらどうするか。
    現状をすぐに受け入れ、すばやく行動に移す者。
    変化に戸惑い、次に何をすればよいのか逡巡する者。
    得たはずの利益にいつまでも固執し、前へ進めない者。
    彼らの姿は、変化を受け入れながら楽しんで前に進むことの大切さを、シンプルでわかりやすく伝えてくれます。

    仕事も、家庭も、自分自身も、変わらないものはない。
    だから、しなやかにしたたかに、その時々に適応できる柔軟さをもって生きていきたいなぁと、改めて思いました。

  • 状況が変わった時、自分を変えることを説いた本。

    以前から興味はあったが、色々と環境の変化を迎え、
    駅でこの本の広告を目にして即座にkindleで購入。

    アメリカが自国第一主義を掲げ、イギリスがEUを離脱し、
    世界が激変している現在「変わらなくても大丈夫」
    なんて思っている人はよほどの楽天家だろうし、
    「変わらないといけない」なんて当然のことを書いている
    前世紀に書かれたこの本を今更読む価値はあるか?
    また、変わることのリスクもあるのでは?
    と、思ったがとんでもない思い上がりだった。
    状況が変化し、自分も変わらなければならない時こそ、
    2時間程度で読めるこの本を読むべきなのである。

    今までの場所にしがみつくヘムとホーは馬鹿ではない。
    致命的な失敗をしてしまうことだってあるだろう。
    必ずしもすぐに行動するネズミが正しいとは限らない。
    だが、チーズが無くなった時は行動しなければならない。
    そんな時に恐怖心を乗り越え、新しいチーズを思い描き、
    再び迷路に踏み出すホーの姿は背中を押してくれる。

    状況が変化したら何度もこの本を読み返そう。

  • 変化を恐れず、人のせいにせず、前に進むこと!自分の仕事、人生を考えさせられる本。

  • 去年からまさに変化の中に生きている自分にとっては、ためになる言葉がたくさん出てくる気がした。
    今置かれている環境が嫌なら辞めれば良い、という選択肢もあるし、自分のやり方を変えてみるという方法もある。
    ストーリーとしてはとてもシンプルだけど、色々と考えさせられる一冊。この作者の別の本も読んでみたい。

  • 超今更(笑 変化をいとわない印象があるアメリカから生まれた本ということにちょっと驚き。今でこそ変化を求め新しいことに挑戦しようという流れに日本もあるが、当時(2000年)は、衝撃的な内容だったのかな。

  • 変化を受け入れることの大切さについて、分かりやすく書かれている。変化に順応し続けるネズミたちと、徐々に変化を受け入れるホー。それに比べ、変化を恐れて現状維持を選択するヘムとの対比があきらかでイメージしやすい。ヘムと自身を重ねて、いや自分はヘムのようではなくホーでありたい、ネズミのようでありたいと、変化に対して前向きな気持ちにさせてくれる。

  • 短いがとても良本。
    今の自分がどの状態か教えてくれる。考える力と考えない力の両立が大切だと感じた。

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