- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594031558
感想・レビュー・書評
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※2007.9.17売却済み
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中学校の教科書として編集されたので、すごく読みやすいですね。保守系の学者が編集しているので、作成時から必要以上に批判を浴びた面もありましたが、実際に読んでみると、バランスよく書けていると思います。
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売られている、歴史教科書。
己の記憶とすり合わせてみましたが
一体どこがどう変わったのか、さっぱり。
これがどうして教科書として駄目なのか、も
当然さっぱりです。
あまり歴史が好きではなかったので、読み進めましたが
ほぼ内容が入ってない気がします…w -
再読。
今、読み返しても、なんてことはない。
なんであの頃、話題になったのか。
しかし、歴史教科書は読み物としては意外に面白いな。
学生の頃は苦痛だったのに。 -
酷い本です。醜い本です。
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ふと目についたのでぱらぱらと読み返す。
歴史教科書問題はしばしば国際問題の俎上に上がるが、そういえば最近はあまり聞かないな。
この教科書の意義としては、義務教育の教科書を教室から外に出したということであろう。これは非常に大切な点であり、できればどの出版社の教科書も市販本を出して欲しいと願う。
内容については特にいうべきことはない。稚拙な修辞や論拠の不明瞭さはあるものの、中学の教科書などこんなものだろう。色々なイデオロギーに捕われずに書こうとした結果、インパクトも主張もないような教科書になっており、問題はあれど見るべき所はあまりない。
教科書の政治的影響力の強さは、各国によって違うのだろうか。他国の教科書も結構適当なものだと心得ているが、そもそも腰を入れて読むわけでもなし、教師の扱い方によっていかようにも変わる。
そう考えれば、儒教的影響の強い、すなわち教師が強い東アジア圏では教科書問題が取りざたされるのも頷けることである。教師の説く聖書である教科書の影響力も、この地域では強いのである。
まぁそれよりも、もっと社会の中で思想的議論や出版が盛んになって、人びとがよりたくさんの言説に触れることで高いリテラシーを身につけることの方がよっぽど大切だと思うが。 -
ペリー来航からしか読んでないが、日本史、世界史といった枠にとらわれることなく、人間の歴史をクロスオーバー的視点で学べる。
事実を淡々と述べている。善いことも悪いことも。物事の善し悪しは後の人々がそのときの価値観で判断したものであって、当時の人々は決して悪いと思ってはいないと思う。 -
教科書通読なんて受験以来でしたが、大変興味深く読み終えました。この教科書のどこが悪くてあれほどの物議をかもしたのか理解できなかった。戦争賛美などどこにもないし、自国とその歴史に誇りを持つための興味を喚起する良い教科書だと思いました。メッセージ性が強いという感はあるので、そのあたりの評価が分かれるのは仕方ないかもしれない。
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4594031552 336+αp 2001・6・10 初版1刷