アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 (扶桑社文庫)

  • 扶桑社 (2001年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (278ページ) / ISBN・EAN: 9784594033255

みんなの感想まとめ

この作品は、アメリカ・インディアンの文化や価値観を深く掘り下げ、彼らの時間観や生死観、自然への畏敬の念を描写しています。特に、彼らが知識を伝える方法として選んだ「書物にしなかった」理由や、シンボルを通...

感想・レビュー・書評

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  • 表題である「賢い言葉」そのものに感銘を受けたというより、アメリカ・インディアンの在り方、時間への考え方、生死への捉え方、色々な文化について解説がされている点がとても面白かった。
    以下、印象的だった箇所を引用する。
    「教えを書物にしなかったのは書けなかったからではない、書かなかったからなのだ。その代わりに、我々は知るべき人だけに伝わるシンボルで情報を残してきた。アメリカ・インディアンの世界は物語がいたるところに秘められた暗号社会なのだ。」
    「古代遺跡に残された子供の落書きのような壁画は、氏族の歴史や植民の過程を伝えたものだとされる。(中略)しかし知る資格の有るものしか、そこに情報や物語を読み取ることはできない。」

  • 様々な部族の言葉やしきたりから自然への畏怖、畏敬の念が感じられた。私たちは忘れかけているかも知れないが、自然の力の前に私たちは無力であることを感じさせられることも多い。便利さばかりを追求するのではなく、多少効率が悪くても自然を守ることを重視すべき時期に来ているように思う。私たちは自然の力、環境を借りているような感覚をもつ必要があるのではないだろうか。

  • インディアンが好き

    アフリカが好き

    アボリジニが好き

    ポリネシアが好き

    なぜが祖先や太古の風を感じさせるものが
    気になる

    尊敬して柱とする人たちは
    私にとって今を生きる人々ではなく
    こうして叡智を残していった偉人たちだ

    松木正氏やジョセフブルチャック氏のインディアンの知恵や伝承を収めた本はいくつか持っているけれど

    リアルに生きる人の体験談というより
    その用語解説だと思った

    それらの本に出てくる意味が
    より深く、鮮明に分かってくる

    彼らの言葉は
    まるでコンパスだ

    海の波に漂いながら
    ぐるぐると廻りやがて一つの方角を示す

    教えてほしければ待つしかないのだ
    信頼し、手放し、委ね、認めて、
    謙虚な気持ちで、その時を待つしかないのだ

    急いでも見えない
    焦れば見落とす

    不安の声に耳を傾けず
    より深い場所から囁き声さえ聞こえないかもしれない
    その透明な光の筋を 信じるような

    その後私はスピリチュアル系にはまるけれど
    やっぱりルーツはここだと思った。

    「インディアン」という名前があるだけで
    ついつい目で追ってしまう

    ――
    求めてもいい
    しかし執着してはいけない

    求める者は道を見出し
    執着したものは 道を見失うものだ

    ――
    揺らぎ続け
    変わり続ける

    今をより確かに生きる
    指針が欲しい

    その針は
    どこかの本や映画のセリフや誰かの言葉に
    あるのではなく、
    自分の胸にあるのだと
    信じることから 

    ――始めよう。

  • 昔の日本人も、自然のすべてに神々を見て、信心深く、先祖を敬い、お互いを助け合って生活していたので、何となく懐かしいような、感じを受けました。私が悪いことした時、親から「お天道様が見ているよ」と言われた事を思い出しました。読み返すたびに、新たな気づきがあり、この本に出会ったのも、深い意味があると感じました。

  • 私の前を歩くな、
    私が従うとは限らない。
    私の後ろを歩くな、
    私が導くとは限らない。
    私と共に歩け、
    私たちはひとつなのだから。
    (ソーク族の格言)

  • すごく読みやすくて頭にすっと入ってきます。

  • ニューヨーク在住のエリコ・ロウさんの1999年の著作を文庫化したもの。

    アメリカ・インディアンに伝えられる叡智を、全13章に分けて解説した内容です。
    各章、アメリカ・インディアンの叡智の言葉をいくつかと、アメリカ・インディアンの伝説を一つ、最後にエリコさんの体験談や解説が書かれる、という構成になっています。

    最後の第13.章に配置された、ヘヨカという存在、この本で初めて知りました。
    このヘヨカ、という存在、タロットカードで言うところの、ナンバー0のTHE FOOLにちょっと似てますかね。
    笑いもメディスンである、という概念が、最後の章で説明されるという構成が素晴らしい。
    この概念を最後に置くことで、この作品の読後感が、晴れやかで軽やかなものになっていますよ。

  • 邪念が起こったときなど、自分を浄化してニュートラルに戻すのにちょうどいい本。
    アメリカインディアンの伝統的なモノの見方、考え方などをストーリーと偉人の言葉の構成で、一つ一つ解説してくれています。
    モヤモヤそたときに、パッとページを開いて、そのページの意味するところ読んだりするのにも、とても役立ちます。

  • いつも引き出しにそっとおいてある一冊。
    つらいとき、たまたま開いたページを読む。
    すると、不思議と元気が沸いてくる。

  • シンプルに感じて生きるべきか。

  • 日記の傾向が強い。焦点がやや自分中心になってる。インディアンの言葉じたいは意味深い。

  • 自然に生きる・本質的な生き方など、
    私は記憶にあまりないけれど、
    古き良き日本の姿にも似た
    社会の在り方を見たように思う。

  • 素敵な言葉がたくさんあります。心で読みたくなる書籍です。

  • じわじわと、そうだよなぁと素直に納得できる言葉が多いなぁと思いました。

  • 「アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉」4

    著者 エリコ・ロウ
    出版 扶桑社

    p176より引用
    “少しずつ
    少しずつ
    行けるところまで
    進む。”

     フリージャーナリストである著者による、アメリカ・インディ
    アンの格言をまとめ解説エッセイをつけた一冊。
     彼らに伝わる創世記から道化師についてまで、味わい深い絵と
    ともに記されています。

     上記の引用は、数ある格言の中の一つ。クロー族の格言。
    結局自分の進める距離というのは、たかが知れているのかも知れ
    ません。けれど自分の進める分を確実に進むためにも、一日一日
    を大切にしたいものです。自分の行けない所を次の人に任せるた
    めにも、大切に丁寧に整えておくのがよさそうだと思いました。
     p82から書かれている話を読むと、普段からの行動の大切さを考
    えさせられます。産みっぱなし作りっぱなしではなく、日頃から
    手入れを欠かさないことが肝心なのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • インディアン達は平和な繁栄をしてきたという言葉が心に残った。
    自分の目に見えるものだけが世界のすべてとは言えないし思いたくないなー。

  • 私が持つ本の中で唯一何度も読み返す本。
    心に響く言葉がいっぱいつまっています。

  • 過去の思い出として保管。友人からプレゼントされた本。

  • 影響受けまくる。
    世知辛い世の中です。
    一節一節が見に染み入る。

  • 時々読み返しては、ウムと思う本。

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