- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594033255
感想・レビュー・書評
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様々な部族の言葉やしきたりから自然への畏怖、畏敬の念が感じられた。私たちは忘れかけているかも知れないが、自然の力の前に私たちは無力であることを感じさせられることも多い。便利さばかりを追求するのではなく、多少効率が悪くても自然を守ることを重視すべき時期に来ているように思う。私たちは自然の力、環境を借りているような感覚をもつ必要があるのではないだろうか。
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昔の日本人も、自然のすべてに神々を見て、信心深く、先祖を敬い、お互いを助け合って生活していたので、何となく懐かしいような、感じを受けました。私が悪いことした時、親から「お天道様が見ているよ」と言われた事を思い出しました。読み返すたびに、新たな気づきがあり、この本に出会ったのも、深い意味があると感じました。
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私の前を歩くな、
私が従うとは限らない。
私の後ろを歩くな、
私が導くとは限らない。
私と共に歩け、
私たちはひとつなのだから。
(ソーク族の格言) -
すごく読みやすくて頭にすっと入ってきます。
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ニューヨーク在住のエリコ・ロウさんの1999年の著作を文庫化したもの。
アメリカ・インディアンに伝えられる叡智を、全13章に分けて解説した内容です。
各章、アメリカ・インディアンの叡智の言葉をいくつかと、アメリカ・インディアンの伝説を一つ、最後にエリコさんの体験談や解説が書かれる、という構成になっています。
最後の第13.章に配置された、ヘヨカという存在、この本で初めて知りました。
このヘヨカ、という存在、タロットカードで言うところの、ナンバー0のTHE FOOLにちょっと似てますかね。
笑いもメディスンである、という概念が、最後の章で説明されるという構成が素晴らしい。
この概念を最後に置くことで、この作品の読後感が、晴れやかで軽やかなものになっていますよ。 -
邪念が起こったときなど、自分を浄化してニュートラルに戻すのにちょうどいい本。
アメリカインディアンの伝統的なモノの見方、考え方などをストーリーと偉人の言葉の構成で、一つ一つ解説してくれています。
モヤモヤそたときに、パッとページを開いて、そのページの意味するところ読んだりするのにも、とても役立ちます。 -
いつも引き出しにそっとおいてある一冊。
つらいとき、たまたま開いたページを読む。
すると、不思議と元気が沸いてくる。 -
シンプルに感じて生きるべきか。
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日記の傾向が強い。焦点がやや自分中心になってる。インディアンの言葉じたいは意味深い。