- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594046538
感想・レビュー・書評
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ネオテニー(幼形成熟)ということを軸に、日本人(だけじゃないけど)の脳の話をわかりやすく書いた本。
南伸坊の話の聞き方がうまいがために、つるつるっと話が進んでいるところがあると思う。聞き上手って、頭がいい証拠だな・・・。
この本を読むと、子育てをきちんとしないといけない、人間(特に、日本人を含むモンゴロイド)はそういうしくみになっているんだ、ということがよくわかる。
面白い本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンゴロイドとコーカソイドの比較は、若干こじ付けのような印象を受けた。例えば体格における脳の比率がモンゴロイドは大きく、相対脳重が知能に関係するから、モンゴロイドの方がより進化系とみなせるとの論は、この点だけを論拠とするには暴論である。しかし、多少の違和感を除けば、興味深い理論が多数。
対談形式の口語体。突拍子のない仮説もあるが、雑誌のコラムのように、気軽に楽しめる一冊。
DHAはシナプスの動きを活発にするので、うつ病の予防に効果あり。うつになりそうな時に、DHAを飲もう。 -
恥とは何かを脳の仕組みから解明しようとしている本。
日本の女性が電車内で化粧をするのはどうやらモンゴロイドであることが大きな理由であるらしい。
しかもモンゴロイドってコーカソイドから派生した進化系であるそうだ。(ネオテニーという)
実験的に判明した哺乳類のオスがメスに求める価値は2つ。
・若い個体であること。
・新しい個体(マンネリしていない)個体であること。
つまり男性が若い女性を常に求める(飽きたら次の女性へ)のは本能の通りで、ごく自然なことだということがラットの実験からも分かっているんだって(笑)
著者も何故だか「スイマセン」って謝ってる。
でも、脳に関する面白い本としては「脳天観光」のほうが個人的には好きだな。 -
男が若い女を求めるのは本能だったのですね…