日・中・韓・露 歴史教科書はこんなに違う

  • 扶桑社 (2005年7月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (253ページ) / ISBN・EAN: 9784594049645

感想・レビュー・書評

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  • 個人的主観が比較的少なく、実際の教科書の比較がその多くを占めるため 他国の教科書事情が良く分かった。
    また著者の発言も学術的で、著者の歴史相互理解のための活動の経歴をみてもとても説得力のあるものだった。

  • 一方的な視点ではなくある程度中立的に書いている。歴史問題を他国間で一致させるのは不可能だが、少しではあるが修正できることもできることが理解できた。マスコミにでてくる著名人はこういう内容を理解したうえで発言してもらいたい。

  • 歴史教科書の比較を引用を多様しながらできる限り中立的に書かれた本。

    そもそも歴史教育の目的からして各国色が出ていて興味を持った。日本の教科書が控え目なほど中立的に書かれていることも知った。

    また、中国の教科書の抗日路線は想像以上だった。こんな教育受けて日本好きになる方がおかしいやん!

    てなわけで関心する部分もあったけど本全体が淡々としすぎている感があって読みにくかった。もう一工夫欲しかった、タイトルも含めて。

  • 終始冷静に教科書の記述を比較しつつ、歴史教育が思想教育であること、国家的見地よりも地域的見地で検証を進めることなど、多くを教えていただいた。もっと読む。

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著者プロフィール

1934年、東京に生まれる。1958年、東京大学文学部国史学科卒業。1961年、東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程中退。東京大学教養学部教授、中央大学文学部教授を歴任。2020年没
【主要著書】伊藤博文関係文書(共編、塙書房) 日本近代史講義(東京大学出版会)日本の近代(放送大学教育振興会)日本立憲政治の形成と変質(共編、吉川弘文館)

「2022年 『歴代内閣・首相事典 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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