ダジャレヌーヴォー: 新しい駄洒落 (扶桑社文庫 い 15-1)

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594050351

感想・レビュー・書評

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  • 「コッカイオンドク」の特集に惹かれ購入した「望星(考える人の実感マガジン)」9 月号、その特集「言葉を磨く遊び方」でインタビューを受けていた石黒謙吾さんの著作です。

    石黒さんが書き溜めたダジャレ(その数1000以上)を用途別に分類し、かつ使い方例の記載など実践的に書かれた本。実例もさることながら、多角的な分析や関連するコラムもなかなか面白い。一気に読んでしまいました。

    ことばと言葉を見立てる遊びであるダジャレ。ある程度のセンスは必要かなと思いますが、持っている言葉とその意味を頭の中で張り巡らせないといけないので結構疲れる遊び。奥の深いものがあることを実感しました。受け手側からすれば、笑いにはそれぞれハマるツボがあるのもの。いくつか気に入ったものがあったので、今度使ってみようと思います(みなさん引かないでくださいね)。

    言葉の意味を笑い中で、改めて問い直しができるしすぐに読める文量です。興味のある方は、ぜひどうぞ!

  • 大宮エリーさんのお勧め本
    あたまが良くないと わからないダジャレが多々。 意外とIQ高めだった…

  • すき

  • ≪内容≫
    『盲導犬クイールの一生』などで知られる石黒謙吾による、創作ダジャレ集。

    ≪感想≫
    『ハナはじめに(もしくは立花、あるいは船田)』から始まり、帯の部分にまで『緊急告知香子!』とか書いてある、そんな本。ダジャレ1000個ほどをTPOに応じて分類し、掲載してある。

    ごく稀に、ヒット作があるものの、基本的には読んでてツラいし、イタいし、少し虚しい。タイトルの割には、使い古されたものも多い。ただ、「こういうオッサン、いるよな・・・」とか思いながらこの本を眺めていると、意外と自分でも使ったことのあるようなダジャレが出てきたりして、自己嫌悪に陥ることになるので気をつけなければいけない。

    そもそも、TPOに応じてダジャレを使い分けるのではなく、TPOに応じてダジャレを言うか、言わないかを考える必要があるのではないだろうか。そんなことを考えさせる、反面教師の鑑のような一冊。でも結構、嫌いじゃない。

  • 単行本持ってたんだけど、なくしちゃって・・・文庫本化されてるなんてっ!もーしょうもなさすぎです。泣ける小説書いたヒトとは思えない!相方募集しとりますw

  • 膨大な量の創作ダジャレ集。
    ダジャレを使うときのシチュエーションや前振り、応用、身振りなども併記されていて役に立つこと請け合い(?)です。
    私のお気に入りは「割烹着ヒルズ」や「スタバ亭四迷」など。

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著者プロフィール

いしぐろ・けんご
◉著述家。1961年金沢市生まれ。叔父がシベリア抑留体験者。
映画化された『盲導犬クイールの一生』(文藝春秋)をはじめ、
『2択思考』(マガジンハウス)、
『分類脳で地アタマが良くなる』(KADOKAWA)、
『7つの動詞で自分を動かす』(実業之日本社)、
短編集 『犬がいたから』(集英社)など著書多数。
編集者としても『日本は、』(G・D グリーンバーグ/彩流社)、
『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ/新潮社)、
『読む餃子』(パラダイス山元/新潮社)など、
手がけた書籍は200冊以上。

「2016年 『シベリア抑留 絵画が記録した命と尊厳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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