- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594050696
感想・レビュー・書評
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この漫画のお陰で岡本太郎先生が好きになってしまった。
トン子のファンにもなった。
ファンすぎてTシャツまで買ってしまった。
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いろいろ開眼させられるギャグ漫画。アートとか生き方とか。迷える若者へのバイブル!バイブル?
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たまごっち 川崎市の岡本太郎美術館 …なんだろう、この色や形が織り成す野蛮なまでのエネルギーは!最も深い所から突き上げてくるエネルギー! キックボード むこうがおか向ヶ丘遊園駅 聴いたことも無い歌ができたダス… この何ものにもとらわれない野蛮なまでの美! ウンコは我々動物がはじめて出産するオブジェダス 午后ごご アタスは可哀想な被害者にはならないダスよ 睡蓮 モネ 印象派 今回の内容が活きてくる重要なテーマのカタルシスがやってくるよ レンブラント自画像 逆光のレンブラント 孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ!孤独こそ宇宙に向かって全人類と結びつき宇宙に向かって開いていくんだ 死んじゃうんじゃないかと身震いするとき逆に生命が燃え上がる寧ろやりたい事なんかないほうがいいんだ。ない、出来ない、ということに運命を賭けろ!自分という人間を瞬間瞬間にぶつけていけ!自ら危険に飛び込んでいけ!怖ければ恐いほど逆にそこに飛び込め!決意の凄みをみせてやるんだ! 飛び切りのカタルシスがやってきたダス! 生きているということは絶望が前提としてあるんだ絶えず死の上に挫折の上に生きてる…その頃の僕は傷つくはずもないものが傷つけられているような気がして…戦っていたんだ 恋も芸術も同一線上で語られるトン子ワールド
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まっさらな眼で芸術にふれた時の衝撃、その語彙の洪水。●オメーのそのかよってるディスコパーティとやらには淋しい若者の孤独しかねえっつの!/孤独が4つ打ちのバカおどりで愛だのと叫んでろっつの!/一生人生先送りのフリーターやってろっつの!/オメーのふし穴チャクラにどんぐりつめこむぞオラ!
●トン子ちゃん/人はその人のエネルギーによってくるんだ/やってごらん -
トン子ちゃんのバリエーション豊かでキュートな表情、チェリーに言い放つ核心を突くセリフ笑
最後には、岡本太郎との人生を語り合う壮大なシーン。。。
ギャクでもないし、そこまで哲学っぽくもなく、全てが丁度いい頃合いで纏まってる! -
「哲学ギャグ漫画」とでも呼びたい一冊。著者はナンセンスギャグ漫画の『バカドリル』はもちろん、最近では「コップのフチ子」の生みの親としても有名なタナカカツキ氏。明るく元気いっぱいの主人公・トン子ちゃんが、常連の喫茶店で「岡本太郎」という偉大な芸術家を知り、打たれるところから物語が始まります。わざと古めかしいタッチで描かれたギリギリのダサさを狙ったキャラクターが、世界を飲み込むように描かれた芸術作品と共存するその迫力!トン子ちゃんが芸術に触れるとき、彼女の感動と衝撃がド直球に伝わってきて、一緒に興奮せずにはいられません…なんて書くと、ちょっと難しそうですが、大笑いして読める軽さも魅力的。金八ネタも爆発!情熱的でぽっちゃり体型のトン子ちゃんは、キックボードをぶっとばし、恋に悩み、妄想ポエムが溢れ、時には周囲に嫉妬もする、人間味溢れるチャーミングな女の子。パワーが足りないとき、笑って前を向きたいとき、トン子ちゃんに喝を入れてもらっては?(山口文子)
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かなり面白かったです。トン子ちゃんは自意識過剰ですが、クレバーでよく見えていて、とっても素敵ダス。
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ずっと以前に1話だけ読んで「おもしろいなー」と思っていたのに買わずじまいだった。というわけで衝動買いして、感動してページを閉じた。
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本気でアートにのめり込み、カタルシスに呑み込まれ、岡本太郎さんとの対話に「挑む」トン子ちゃんという女の子が愛おしくてたまらない。芸術は爆発だ!