幸運は誰に? 下 (扶桑社ミステリー ハ 4-10)

著者 : カール・ハイアセン 田口俊樹

• 扶桑社 (2005年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[no73mさんの感想 · 2011年9月22日]

大混乱の追跡劇もいよいよ佳境に……。全編に漂う底抜けに明るい空気や、愛すべきボンクラキャラクターたちが素晴らしい。収拾がつくのかと疑問に思われた複雑な群像劇を一本にまとめ上げる豪腕も見事。

[bwv232さんの感想 · 2012年11月3日]

皆、深刻でなくて楽しめます。

[にわとりさんの感想 · 2011年7月6日]

他のカール・ハイアセンの本も読んでみたくなった。

[sanaさんの感想 · 2008年3月3日]

作者は53年マイアミ生まれ。マイアミヘラルドの辛口コラムで知られ、自然保護運動にも力を入れているそうです。それでヒロインは動物好きで、自然を守ろうとするんですね。新聞社の中間管理職の悲哀や意味のない賞など、妙な実感こもってます。97年の作品でこちらでは05年発行。