- Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594051204
感想・レビュー・書評
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シリーズ制覇中。
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ユーモラスで元気が出るステファニー・プラムもの。
ジャネット・イヴァノヴィッチはお気に入りの作家の一人。
でもほとんどブクログを始める前に読んだのでご紹介が少ないことに気づきました。
ぼちぼち再読していくつもりです。どれかは★五つでも良いんじゃないかと思うんだけど~どれがどれだったか??
ステファニー・プラムもの、第九作(クリスマス特別編を除いて)、
3年ぶりの長編。
相変わらず元気なステファニー、危険な香りのする凄腕のレンジャーとも仕事を共にしながら、公式には別れた?ジョー・モレリとけっこう良い関係だったりして。ほんのちょっと大人になった気配もあり?
ステファニーは「私が愛したリボルバー」で登場した時、バツイチで30歳。
タイトルに似合わず、拳銃は大嫌い。失業したため、やむなく従兄がやっているバウンティハンターの仕事に就いたのでした。
バウンティハンターとは保釈された後に出頭せず逃亡した容疑者の逮捕を請け負うもので、俗に言う賞金稼ぎ。
相手は小物大物の違いはあれど、犯罪者なのだから、騒動が巻き起こるわけです。
今回の事件は失踪したインド人青年を探すうちに、ステファニー自身に不気味な脅迫状が届き、命の危険にさらされながらラスヴェガスまで追っていく。
新人の作品ならすごく怖いところだけど〜かなりコミカルなこのシリーズの場合、強運のステファニーの命に別状があるわけはないので安心。
ルーラとコニーとの珍道中ぶり、レンジャーの仲間達の苦労を楽しめます。むしろ波乱が少なかったなぁ…という読後感は、ステフの家族や恋愛関係に急転がなかったせい。
そういえば、お約束の車大破もなかったしね?
笑える所は満載、十分に楽しめましたよ〜。 -
相棒ルーラとともに全身ワセリンまみれの自動車泥棒をやっとこさで捕まえて、事務所に戻ったステファニーを待っていたのは、インドのサリーを身に纏った親子。ステフのイトコにして事務所の親分ヴィニーがビザ保証書を書いた、シンハと言うインド人が行方をくらました、というのだ。シンハのビザはあと一週間、一週間以内にシンハの身柄を確保しないと大事だ!事務所全員の失業がかかってる!という訳で、レンジャーがシンハを探し出すことになった。相棒は我らがステファニー☆いやん、それはアブナイわあ!(笑)というモレリの心配もものかわ、シンハの勤め先を訪れたステファニーにストーカーの影が・・・・<BR>
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シリーズも9作目になったせいか、読者がなれたせいか、サスガのステファニーも少しおとなし目で、むしろルーラのダイエット騒ぎやドタバタ振りが堂に入ってきてます。お決まりの自動車炎上はないけど、彼女のせいで新たな災難に泣く人々(!)が居たり、実家では臨月の姉と壊れかかったお母さんが大騒ぎ。むしろ周りのドタバタぶりにステフが振り回されてるみたいで、ページをめくるたびにニヤニヤ笑わせてくれます。<BR>
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犯人探しや事件の真相より、なんと言ってもメインは二人のイイ男の間でヤケド寸前のステフの恋模様・・・・両手に花がウラヤマシイ(笑)私でした。