キリストの遺骸〈上〉 (扶桑社ミステリー)

制作 : Richard Ben Sapir  新谷 寿美香 
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594051556

感想・レビュー・書評

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  • 宗教論争が面白い。宗教としての違いは知っていても、日常会話ではこんなふうになるのかと目新しいものがあった。二千年前のことが現代に繋がっているという感覚が、日本人と全く違う。そりゃ戦争も無くならないよ。■ただ後半の展開がよくわからず。ロシアの人はなんだったんだろう。黒幕もよくわからなかった。ミステリーって難しい。

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  • エルサレムの街の中で古代ローマ時代の墓が発見された。その中にあった遺骨を調べてみると、磔刑に処された高貴な人物である事がわかり、しかもそこには『ユダヤ人の王』と書かれた粘土板が添えられていた。様々な状況から、その遺骨は復活しなかったキリストの遺体である可能性が大きくなり、その遺骨を巡ってバチカンやイスラエル、パレスチナ、ロシアを巻き込んで話が展開していく・・・。最初の方は、面白く読めた。だけど後半は少々退屈した。キリストの遺骸があると言う事は、それはつまりキリストが復活しなかった事の証拠であり、そうだとしたらキリスト教の教義を根本から揺るがす大問題になってしまう。だから、その遺骸がキリストのもので無い証拠を集める為に一人のアメリカ人イエズス会士が派遣されるのだけれど、話はこの会士と発見者である女性考古学者の二人の証拠集めが中心に進んでいく。その間に、色々な人物が関わってくるわけだけれど、これは謎解きと言うよりも、この問題に関わってしまった人達の、この事件によって振り回された人生を送ることになってしまった顛末物語と言った方が合ってるかもしれない。だけど現実的に、もしこういう事態が起こったとしても、秘密裏に事は運ばれて誰にも知られずに処分されちゃうんだろうから、もしキリストの遺骸があったとしても、絶対に世間の人間はそれを知る事はないんだろうなぁ〜と思うと、なんだかツマラナイ・・・(^^ゞ

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