- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594051853
感想・レビュー・書評
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(訳者ではない)解説の人の、‘こう見えても実はすごい本だ’、というトーンが私には愉快に思えず読後に水を差された。三島由紀夫を持ち出したりするのもピント外れな感じ。本自体は、空しくなるラストと、主人公が生真面目にトチ狂っているのが好み。
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2023.11.12
難解かつ奥行きのある一冊。トンプスンの作品に易しいものはないからやむを得ない。
ただ、主人公の内面がわかりにくいとワタシには感じられた。 -
最後に全てを失ったのは読者である俺だった。アル中が見た虚構は、どこへも動かない俺らの心に響く。
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ちょっとこわい。サベッジ・ナイトよりはこわくない。
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主人公の男が同僚に似ていて苦笑(笑)
見た目もよくて頭もいいのに、なんか自堕落で、自分は凄いけど回りは凡人で上から見下してる感じが(笑)そしてナイーブさもあるってとこが。
ブコウスキーにも似てると思ったんだけど、解説の方は掠りもしてなかったなぁ。三島が凄いと言った云々で「あ、私この文に曳かれて読んだんだった」と思い出した。
ブコウスキー的じゃない?
とりあえず、他の作品も読んでみたい。 -
Viva扶桑社?。