偽装国家: 日本を覆う利権談合共産主義 (扶桑社新書 3)

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 258
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594053086

作品紹介・あらすじ

やらせタウンミーティングや郵政造反組の復党で露呈した、小泉・安倍政権の「偽装改革」。また、「耐震強度偽装」事件、ほとんど出勤しない「偽装公務員」の発覚など、「偽装国家」の化けの皮が剥がれ始めている-。偽装の陰には利権が生まれ、その利権を守るためにタブーや談合がはびこる。そんな日本は「利権談合共産主義」にほかならない。政治から経済、安全保障まで、この国の宿痾を覆い隠してきた「偽装」の数々を検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 政治、マスコミ、虐めなどいろいろな問題に噛み付いています。口の悪さは天下一品。ただ途中から胸焼けがしてくる。

  • 偽装国家日本がここまで腰抜けになってしまったのかとよく解る本。

    それにしても政治家&官僚、メディア、愚民「バカの三位一体」とはよく言ったものだ。

    関西人特有の本音とウィットが盛り込まれ、楽しくあっと言う間に読めてしまいました(笑)。

  • 勝谷さんが好きなので買ってみました。テレビでの勢いそのままでさっくよ読むことができました。

  •  日本の国内及び周辺諸国に対する、おかしな施策に対して厳しく批判している1冊。個人的に、TVタックルで拝見してから、勝谷誠彦は好きだったんだが、まさにその通りの勝谷 誠彦が見られる1冊である。ただ、批判というよりただ非難しているだけの部分もあるので、人によっては嫌いな人もいるかも。ということで、星4つ。

  • 実は最初、本を開いて読み始めたらビックリしました。だって、「だ・である」調と「です・ます」調がごっちゃ。編集者、ちゃんと目を通したのか!?と思いましたが、読み進むうちに気にならなくなりました。

    この本を簡単に紹介すると、ココ最近報道されているいろいろなこと→耐震偽装や高校の未履修、いじめ、自民党の造反議員の復党問題、病気腎移植に隠蔽だらけの公務員・・・これらを「偽装」というキーワードでくくってぶった切ってくれている本、です。

    勝谷さんファンにとっては、ナマの勝谷節が活字で読めるというウレシイ本ですが、関西で情報番組「ムーブ!」を見ている人にとってはすでに聞いた話だったりすることも多いので、ちょっと物足りないと思われる人もいるかもしれません。

    新書だし気軽に読めるので、電車のお供にぴったり。
    ただ・・・扶桑社さんにひとこと言いたい。

    新書出すなら、しおりをつけてほしいな。

  • 2008/1/11 Amazonにて購入。
    2008/10/19 遊びに行った六甲山カンツリーハウスで読み始める.
    2008/10/21 日帰り出張中の電車内で読了。
    公務員、マスコミ、食品業界など様々な偽装をいつもの勝谷節でぶったぎる痛快な本。ただ、新書のわりに(新書だからか?)文体が軽すぎネットの文章の様(狙っているのかもしれないが、このような本の文末に(笑)はいらないのでは?)。あと、無意味な改行も多く、それこそ偽装ページ水増しではないのか!!
    まあ、面白い本ではあったが。IIも近いうちに読もう。

  • 今回も怒ってます。(それ以外の時を見たことがないが。。。)
    政治家、官僚、マスコミ等々の利権にからんだ悪行三昧を「偽装」をキーワードに糾弾してます。
    怒り散らして、書き散らしてます。
    普通に新聞や雑誌を読んでると大体聞いたことがある内容やっただけに、もうちょっと突っ込んで欲しかった。知ってるんでしょ、もっと。マスコミを糾弾する前にご自分が、あ、そうか、コラムニストですもんね。
    朝の通勤で読むと、それでなくとも機嫌悪いのにもっと悪くなります。前で座ってるマナーの悪いおやじとか見てると蹴っ飛ばしてやろうかって気になってしまいます。

  •  やっぱり勝谷誠彦はおもしろい。
    自分と姿勢が同じで、データで武装してくれるからかな。

  • 2008/1/5
    元鳥取県知事の片山氏の言葉「正しいと思うことを一生懸命やっても評価されない。支持されなければ知事の激務を続ける使命感は薄くなる。」マスコミに踊らされることなく,正しいことは正しいと思い,間違っていることはおかしいと思えるよう,勉強していきたい。

  •  勝谷さんが、日本人のモラルの低下と「自分さえ良ければなんでもOK」的な考え方に成り下がってしまった近年の国をあげての偽装に物申す。

     耐震偽装、教育の偽装、牛肉偽装、エレベーター製品偽装、偽装公務員、ホリエモンに村上と、どうしてこんな国家になってしまったのか。

     あとがきで、2007年は「崩壊」の年になるだろうと勝谷さんは記していた。
     正にそのとおりになってしまった。
     どうなるのだろうか、私たちの将来は・・・。
     いずれは税金で補填するんだろうから、今から天下り等の規制に徹底してもらいたいものだ。国民につけ持ってくるなよなー。

     ボーナスの一部返納なんて雀の涙にもならない。選挙目当てのアピールはやめてくれ。

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著者プロフィール

コラムニスト。写真家。1960年兵庫県生まれ。
「SPA!」の巻頭コラムをはじめ、雑誌に多数連載を持ち、TV番組にも出演。
2013年10月よりサンテレビ「カツヤマサヒコSHOW」でメイン司会を務める。
対談「怒れるおっさん会議 in ひみつ基地」(西日本出版社)、「日本人の『正義』の話をしよう」(アスコム)のほか、「ディアスポラ」(文藝春秋)「平壌で朝食を。」(光文社)などの小説、評論「バカが隣りに住んでいる」(扶桑社)など、著書多数。
365日毎朝10時までに400字詰め原稿用紙で12枚以上を送る有料配信メール「勝谷誠彦の××な日々。」は多くの熱狂的読者を持つ。

「2015年 『カツヤマサヒコSHOW 酔談3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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