象の背中 (扶桑社文庫)

著者 :
  • 産経新聞出版
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本棚登録 : 485
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594054540

作品紹介・あらすじ

肺ガンで、余命半年という宣告を受けた48歳のサラリーマン、藤山幸弘。死を迎えるまでの半年を何に費やすか-。「自分の人生と関わった人に、"遺書"を残したい。遺書のスタイルは様々あっていい。死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」と決意した藤山は、思いを伝えられなかった初恋の人や、若き日にケンカ別れした旧友をはじめ、過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。秋元康が初めて挑んだ新聞連載小説の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 号泣。
    自分が美和子、悦子、はるかの立場だったら。
    AKBの人、としてしか意識してなかったけど、秋元康ってこういう人だったのか。
    ーーー
    肺ガンで、余命半年という宣告を受けた48歳のサラリーマン、藤山幸弘。死を迎えるまでの半年を何に費やすかーー。「自分の人生と関わった人に、”遺書”を残したい、遺書のスタイルは様々あっていい。死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」と決意した藤山は、思いを伝えられなかった初恋の人や、若き日にケンカ別れした旧友をはじめ、過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。秋元康が初めて挑んだ新聞連載小説の文庫化。

  • 肺ガンで、余命半年という宣告を受けた48歳のサラリーマン、藤山幸弘。死を迎えるまでの半年を何に費やすか…。「自分の人生と関わった人に、〝遺書″を残したい。遺書のスタイルは様々あっていい。死ぬことより、忘れられることのほうが怖い」と決意した藤山は、思いを伝えられなかった初恋の人や、若き日にケンカ別れした旧友をはじめ、過去の忘れがたい人々を訪ねてゆく。秋元康が初めて挑んだ新聞連載小説の文庫化。

  • 自分もいい年になって、残された時間が限られることに気付かされる。この本の主人公はかっこ良過ぎるが、最後の日々をどう過ごすか?一つのアイデアを教えられたような気がする。

  • 自分が告知を受けたらどうだっただろう?今までの子育てや夫婦生活を振り返って、頑張れた!と言えるのだろうか?夫婦関係も子供たちとの関係も不倫の関係も会社の関係も素敵でした。いろいろ考えさせられる本でした。児玉さんと著者との会談の記録も素敵でした。

  • 迫る自分の死、家族の死を意識した時にどう行動するのか。死を意識することで生を生き抜く事、生の価値を噛み締められる事が出来る。余命半年と告知された48歳の主人公は延命治療を拒否し仕事を辞め、残された時間を全うするために生きる事を決める。当時話題になった秋元氏初の長編小説は期待通りの泣ける本で電車で涙ポロポロ。

  • 2008年12月15日 08:31

    余命半年と宣告された男性とその家族の話 

    あと6ヶ月しか生きられないとしたら自分はどうするだろうか 
    何も考えられないままその月日が過ぎていくのではないか 

    家族への愛を再認識し 
    同時に愛人に対しての義理も果たし 
    絶縁状態にあった友人や初恋のヒトに会い 
    主人公はかなり充実した半年を送ったのではないかと思う 

    ホスピスという最期の迎え方も個人の意思で選び 
    どんな結末であっても 
    「自分の」意思で選択するということは 
    シアワセなのではないかと思えた

  • おじいちゃんが亡くなった時を思い出した。
    中学生の私とはるかがどうしても重なって、最後の彼氏を会わせるところは胸が苦しかった。
    わたしもおじいちゃんに見せたかったな。
    この本を読みながら、様々なことが走馬灯のように思い出していた。

    枇杷の果実、花火、海辺、煙草。
    愛の詰まったもので溢れかえっていた。

  • 夫が読んでいた本
    出来過ぎなお話
    兄ちゃんが、全てを伝えることを否定してくれたのが救い

  • 余命半年を宣告された主人公が、延命治療をせず、心残りのある人に会いに行ったりする話。

    好みの話ではない。

  • 電車内で何度泣きそうになったことか。

    特にグッときたのが、主人公幸弘が兄と話す場面。私にも兄がいるので、なんとなく重なってしまった。感情移入した。

    「あなたの余命は半年です」なんて急に言われたら、何をするだろう。考えている内に半年なんてあっという間に過ぎてしまうくらい半年は短い。

    死っていつくるのかわからないものだと思う。今も大事だけど、たまには過去を振り返ってみるのも大切なのでは…と思わせてくれる作品だった。

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著者プロフィール

5月2日、おうし座生まれのO型。作詞家、放送作家、プロデューサー、漫画原作者など多方面で活躍。

「2015年 『あずきちゃん なかよし60周年記念版(5)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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