- Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594055271
感想・レビュー・書評
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ヴァンパイア、獣人、デーモンという「魔」のものが普通に存在している世界。
家族経営のコーヒーハウスでパンを焼いているサンシャインはある夜、湖畔でヴァンパイアに連れ去られてしまう。
ヴァンパイアと人間の女性(能力者)の恋。
ヴァンパイア同士の抗争に巻き込まれて…。
面白かったけど、あまり文体が好きじゃなかったなぁ。
続きがあるらしいけど読むか微妙。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上下巻まとめての感想にしよう。
気に入った点は、吸血鬼は最後の最後まで『異様』だと言うこと。主人公は吸血鬼に慣れても、吸血鬼を否定する感情を捨てきれない。そんなところ。
吸血鬼は・・・憶測だけど、主人公の先祖のうちの1人じゃなかろうか?しかもかなり近い世代。父親か祖母の世代の。
内容は・・・わざわざ色んな魔物がウヨウヨする世界設定にする必要があるのかどうか疑問。
シリーズが続いても彼らが活躍できるかどうか・・・にかかってる。 -
下巻になったら、サンシャインのモノローグがとっても苦痛になってきてしまいました。
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ストーリーがどうのという以前に、だらだらと(という言い方も語弊があるけど)続く文章が読みづらい。もうちょっと段落立てしてあったら読みやすいのに・・・
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2008年5月10日読了。
今回も途中、だるくてだるくて放り出そうかと思っちゃった。
でも、最後まで読むとちゃんと面白いのです、これが。サンシャインとコンの中はどうなるの?とか
コンはともかく「苦痛の女神」に目をつけられてるサンシャインの今後の生活は?と、色々疑問が残るのですが、
あとがきによると、続編はいまだ書かれていないらしい。中途半端だ。
そう、色々中途半端なんですよ。
サンシャインの父方の一族がどうなったかとか、コンとサンシャイン・パパはどういう関係?とか。
なんだか不完全燃焼です。 -
期待を裏切らない展開と結末v<BR>
主人公のレイと吸血鬼のコンが最後までくっつききらなかったからこそ、今後に期待。
レイと恋人のメルの関係も良い感じだったので、ちょっと気がかりだけどね;<BR>
レイのことサンシャインが吸血鬼事件に巻き込まれてからの数ヶ月間を完全に一人称で描いた作品。<BR>
ラスボス的存在を倒すのは思ったよりあっけなかったので、メインは彼女の中で常識が揺るいでいく部分かな。<BR>
吸血鬼が絶対悪とされる人間社会で、ただ一人の吸血鬼を助けてしまったことで凄く困り葛藤するレイの様子が印象に残ってる。<BR>
コンに対する感情が矛盾しながらも少しずつ良い方へ変わっていくのがとてもドキドキしました。