魔女と魔術師 (扶桑社ロマンス ロ 6-57 光の輪トリロジー 1)

  • 扶桑社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (651ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594055691

感想・レビュー・書評

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  • ロマンスというよりは、RPGのファンタジーの三部作という雰囲気のノーラ ロバーツでは異色の作品
    ストーリーは、女神に集められた6人が”輪”をなすことで、世界転覆を企むヴァンパイアの王女リリスを打倒するまでを、三部作それぞれのカップルの視点から描く

    ホイトとキアンの兄弟関係や、仲間との関係を描く部分、戦闘に関しての部分が多く、ロマンス重視派には、物足りなく、ファンタジー派には不満要素あり。
    三部作に渡るリリスとの決戦のストリーにしたために、逆に中途半端なのは残念。

  • ノーラロバーツは大好きだけど、この作品に関しては全く好きになれなかった。3部作なので全部読まないと完結しないんだろうけど、どういう組合せでカップルになるかとか予想できてしまうし、訳者あとがきにバッチリ書いてある。完結まで読みたいところだけど、内容的にかなり悩む。

  • 血とかエグイの駄目な人にはお勧めできません。
    私も決してそういうのが好きなほうではありませんが、
    ファンタジー好き、ラブロマンス好きには読み応え十分でした。
    双子の兄弟の葛藤も、時代を超えた恋愛も、良い感じに描かれています

  • うーむ、先にロマンスありきのファンタジーもの。三部作の第1作。あとがき読んだら、ゲッ、それぞれひっつくのか!いくらなんでもそれじゃあ、あいのりinアイルランド?アメリカの映画とか小説ってどうしてそうロマンス入れたがるんだろうのう・・・。あ、そういうシリーズか。

  • 図書館の本

    いえ、知ってはいたんですよ、パラノーマルシリーズだってことは。魔女だ魔術師だってタイトルだし、知ってはいたんですよ、しっかりと。
    でも3部作のヒーロー・ヒロインとなる6人が6人とも普通の人間じゃないって、ねえ。
    敵ももちろんヴァンパイアだし。。。。

    2部も借りてきてあるんだけどすでにお腹いっぱいパラノーマル。
    次の本どうしようかなぁ?

    Morringan’s Cross Nora Roberts

  • 題名は酷いけど、内容は面白かったです。
    シリーズ2巻から読んでいたので、特にね。

  • 2008年6月21日読了。

    吸血鬼が出てきて、魔女とか魔術師とか出てくる!となると、私好みの作品?って思ったんだけど・・・
    設定の割りに、深みが無いというか、人物像が薄っぺらいというか・・・私的にはとっても残念な作品。
    でも、2巻&3巻はすでに購入してしまったので、読みます。
    まったく面白くないってワケでもないんですがね・・・残念。

  •  光の輪トリロジー3部作の最初の1冊目で、3冊でひとつのまとまったお話になっています。2冊目に当たる『女狩人と竜の戦士』は諸事情あってすっ飛ばし、3冊目の『王女と闇の王子』は読み終わり。真ん中とばしても、話の中身はきれいな様式美に沿っているので、あまり不自由はないのです。

     選ばれた6人の仲間が運命と神の意志の元に集い、悪の化身たる吸血鬼リリスを倒すというもの。
     といっても、ストーリーを楽しむ話ではないと感じました。いや、ストーリーそのものもけっこう出来はいいと思うけど。プロットはそそるし、破綻はないし、よくまとまっている。ホイトとキアンの兄弟の設定なんかはとてもとてもそそられました。この2人の会話が結構好きー。異世界から来た2人が仲間となり、決戦の場はその異世界という話の展開もきれいに仕上がっていると思う。

     TRPGも、このくらいシンプルなストーリーに仕立てた方がいいかしらと思いました。ストーリーが単純なだけに恋愛ロマンスの余地が残されているように、PCのロールプレイの余地を残さなければならないのだから。

     ただ、ストーリーやシチュエーションや敵は、あくまで舞台設営の一環。あくまでも中心はロマンス。キャラの個性と、カップリングされた組み合わせと、恋人達のやりとりとか駆け引きとかいちゃいちゃとかちゅっちゅっとかえっちっちーなシーンを心から楽しむとゆーものです。敵にしてもそう。リリスは強い怖い存在という設定ですが、このキャラがあまり強すぎると、敵を倒すことに紙面を割いてしますので、そこらは控えめで。
     読み手はあくまで、魔法という力に煽られて衝動的にぎゅーしちゃう魔術師魔女カポーとか、禁断に近い関係で恋に落ちていく王女と吸血鬼カポーとか、情熱的なまなざしで見つめ合ってぎゅーとか、お城のベランダや真夜中の個室や石造りの塔でらぶらぶーな状況を作ることが重要。超重要。
     読む分にはとっても楽しいです。文字で読む少女まんが。男の子がハードボイルドが好きなように、女の子はハーレクインが好きなのですよ〜。(含む私)

     しかし、『王女と闇の王子』のオチだけは納得がいかない。あれが全シリーズを通してのオチなんだろうけど、納得いかん! 吸血鬼に思い入れがある分、あんな……らぶいちゃエンド優先なオチは。
     まあ、キアンは恋愛モード入ってからあんまし吸血鬼ぽくなかったけどねぇ。それにしても……(ぶつぶつ

  • k_13)ちょっと長編に挑戦してみました。読めた〜。
    しかし、、、一冊ものと思っていたら、3部作だった。あらら。
    つづきは来月発刊予定のようだけど、どうしよう?
    ※7/24現在、続きは読んでおりません。

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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