悩みを摘みとる言葉

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 16
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594056162

作品紹介・あらすじ

借金・家庭問題・職場の悩み-出口が見えない悩みから脱出する18のヒント。

感想・レビュー・書評

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  • セーフティネット社長の本。
    悩んでいる時にちょうど見つけ、当然のように手に取った。
    「何かあった時に相談する場所がある」私もその安心感だけで、現場に復帰できた。
    「自分で答えにたどりつく」という部分が重要で、同じ答えでもカウンセラーが与えたものでは意味がない。そして、自分で抱え込まず、家族や周りの人に打ち明けること。オープンにすることの心理的効果は非常に大きい。
    ◆DV:DVで恐ろしいのは、暴力をふるう側が、暴力をふるわれる側をマインドコントロールしている点。「専業主婦」で「経済的に支配されている」ケースが多い。お前に非があるんだから殴られて当然といった刷り込みが夫から巧妙にされている。
    ⇒マインドコントロールは、主に「言葉」によって行われる。ひどい言葉を浴びせることで妻の自尊心を奪い、精神的に追い込む。経済的に支配されているというベースがあるため、上手く言い返せず、自己評価が下がる一方になる。言われている方はどんどん萎縮し、しまいには何も口にできなくなってしまう。こうして、身体的暴力を受け入れる土壌ができあがる。

  • 他人の悩みから自分への氣づきを知りたてく読書。

    悩みを効く方もエネルギーが必要な作業である。面倒なので往々にして悩みを聞いたりすることは避けたがるのが一般的な人の反応だと思う。

    普段から相談先、相談できる人を知っていることは大切だと思う。

    今の自分には、もつと自己客観視できる力を常に高める努力が必要だと感じる。

    もし助言を求められたら、具体的な場所、連絡先、方法を回答してあげることが大切。

    共感と同感の違いは勉強になる。

    相手主義で話を聞き、共感してあげることは一種の人間修行だと思う。自分の大切な人にとってそんな人間でありたい。

    読書時間:約35分

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著者プロフィール

1975年東京生まれ。2006年早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、中京大学国際教養学部准教授。主な研究論文は「『ブヴァールとペキュシェ』における動物」など。

「2007年 『日本文学にみる純愛百選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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