アマルフィ

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 1002
レビュー : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594059385

作品紹介・あらすじ

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスは、愛する妖精の死を悲しみ、世界で最も美しい地にその亡骸を埋めて街を作った。その街の名は-アマルフィ。まさしく我々が命を懸けるに相応しい作戦名だった。ローマで日本人少女が誘拐。真相を追い、外交官黒田がイタリアを駆ける。サスペンスの名手真保祐一が書き下ろす、エンターテイメント小説の新境地。

感想・レビュー・書評

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  •  何を今さらという感じですが、読んでみました。

     外交官が誘拐事件を追うというか、邦人保護のために活躍します。
     警官でもなく、探偵でもなく、スパイでもない。
     外交官です。

     設定は物珍しい感じですが、元から映画用に作られたものを小説に書き直したものであるためか、内容は薄いです。

     犯人がなぜ誘拐に至ったのかの十分な記述がないために、奥行きがありません。

     本は結構厚いんですがね。
     ちょっとがっかりした1冊です。

  • 組織の中にありながら卓越した行動力と知識をもち、上の命令に疑問を持ったらそれに背き、自分の信じた事を何一つ疑わず事件に挑む黒田。 

    格好よすぎでしょ!! 

  • クリスマス目前のローマで日本人少女の誘拐事件が発生した。
    現地警察の怠慢か、大使館のお役所仕事のせいか、捜査は進展しない。
    そんな中、偶然事件に関わった外交官の黒田が少女の母親の紗江子と一緒にイタリアを異動しながら捜索をする。身代金の受け渡し失敗や思わぬ裏切りなど辛い時間が続く。それでもあきらめることなく、犯人との交渉に臨もうとするうちに事件の裏に隠された意外な真相が見えてくる…。
    少女は助かるのか?犯人を捕まえることができるのか?裏に隠された真相とは?
    「はじめに映画ありき」との声もあるようだけれど、映画を見ていない私にはとても面白い作品だった。イタリアの町並みの描写も素敵。アマルフィに行ってみたくなった。
    ただね、映画の宣伝を散々見てたので、どうしても織田裕二と天海祐希が頭に浮かんでいました。

  • アマルフィ 行ってみたいとおもいました。
    織田さん 天海さん をイメージして読んでしまった。

    映画と内容が違うということなので、
    今度DVD借りてみようかな。

  • イタリアの景色が浮かんできて、行ったことはないけれどイタリアに行った気になってしまった(^_^)
    主人公、黒田役を織田裕二さんを映画で演じたのはピッタリ合っているな~。映画も見てみたいです♪

  • 面白かったです。

    映画とはちょっと違うんだね。
    先に映画を観ちゃったので
    どうしても黒田=織田裕二を連想して読んじゃうんだけど、
    まあそれでも楽しめました。

  • 一気に読んだ。
    スピード感のある展開と緻密な構成。
    その後ろにある世界の状況。
    新たに学びたいことが増えた。

  • ◆ザクッとあらすじ
    外務大臣の調印式を保護する為、異色外交官の黒田が赴任したローマで事件は起こる。
    旅行に来ていた日本人の子供が誘拐された。
    自分の本来の仕事は邦人保護である・・という信念の元、母親の紗江子と共に子供の救出の為、奔走する黒田が、誘拐事件の真相に近づいていく。

    ◆サラッと感想
    テンポよくサラッと読めました。
    映画の書き下ろし作品という事もあり、(映画は見ていないのですが)黒田=織田裕二を想像しながら読みました。配役ハマってます。

    日本の外交官の悪しき体質が、黒田を通して、非難丸出しのユーモアで描かれているのが面白かった。
    話のバックには宗教紛争があり、部外者の日本人にはピンとこないかと思いきや、当人たちの悲しみや怒りが伝わってくるストーリーです。
    終わり方が悲惨じゃなかったので、ちょっとホットした・・。

    読み終えて、黒田=織田裕二・・・・になってるので、DVDも観てみなければーという気持ちになってますー。

  • 堂々たるクライムサスペンス。
    ドキドキしながら一気に読みました。

  • 真保祐一さんの作品は完成度が高いと今回も思った。映画の方を先に観たので、黒田外交官=織田裕二のイメージで読み進めることが出来た。典型的な役人とは違い、黒田は邦人を保護し邦人の人権を尊重し、自身の仕事に誇りを持つ外交官ということで大変好感が持てた。事件の首謀者は、「最低限の犠牲しか出さない」という信念の元、事に準じ、自らの命をもって世界にそれを示していた。現実のテロや戦争が、なくなればいいなと思った。まどかちゃんが、誘拐されたという実感がなかったという一点に置いては、救われる思いだった。

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。「行こう!シリーズ」
は『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』(共に講談社文庫)『オリンピックへ行こう!』(講談社)がある。


「2019年 『遊園地に行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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