- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594061142
感想・レビュー・書評
-
FX。テクニカル分析。
テクニカル分析は、今まで勉強した内容の復習のような感じ。
サポート・レジスタンスライン、MACD、ストキャスティクス、ダイバージェンス等。
移動平均線の並びに着目する点は、小次郎講師『相場の教科書 移動平均線 究極の読み方・使い方』に近い。
本書で一番価値がある内容は、リスクに対する考え方・資産のマネージメントだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2trendy
NYボックス
アリゾナルール
アリゾナルールは結構面白そう。
資金管理についても自分の思想にマッチしてて値段の割りに良書。 -
資金管理とバックテストの重要性を説いているところは素晴らしいと思う
-
バックテスト1000回、デモ口座2倍って、そこまでしないと勝てないってことなんデスヨ。
-
手法について多くページを割いているが、一番の肝はリスクマネジメント。
-
FX取引のコーチを実際にしているため、内容は実践的。
プロがどんな考え方で取引をしているのかがよくわかる。
人に教えたり、確実に儲けるためには、これくらいやらないとダメということが実感できる本。
注意点!
FX初心者がこの本に手を出しても何を言っているのかわからないだろう。
まずは、証券会社のセミナーや初心者向け書籍で知識を得て取引経験を積んでから買うべき。 -
日本にまともな株本がないのは何故か。
ちょっと考えてみた。
やっぱり、新聞にしても雑誌にしても、日本と欧米とは本質的なメディアの違いがあるような気がしてならない。
日本の場合、情報の垂れ流しばかりで、そこにエディトリアルの余地が少ないような気がする。
例えば、ファイナンシャルタイムズ、アメリカを代表する経済新聞なのだが、各記事には記者の名前が記載され、責任の所在がはっきりしている。
基本的にすべての記事に論評があって、それが出版の質の高さに繋がっている。
NYの大型チェーンの本屋さん「Barnes & Noble」へ行くと、たくさんの株本が並んでいるが、間違っても「FXで○○万儲けた方法」だとか、「貧乏な大学生が株で3億」なんていう恥ずかしいタイトルの単行本はない。
日本の場合、そうしたタイトルをつけなければ売れないらしいが、それは投資に対する一般庶民の認識がその程度だと出版社のほうで舐めてかかっている証拠だと思う。
TVの視聴率と同じ理屈だ。
そこに編集者としての矜持はなく、だからこそ自らのトレーディングの技術を文字で世に伝えようという高い意識を持つトレーダーも育たないのだろう。
単行本を出版して幾ら儲かるかという著者の考えが透けて見えるような軽い本ばかり増刷され、オリバー・ペレスの「デイトレーダー」やマーク・ダグラスのような「ゾーン」のような、本当にトレーダーの立場を考慮したまっとうな株本はでてきそうにもない。
余談だが、松坂大輔の所属しているボストン・レッドソックスオーナーのジョン・ヘンリーは、もともと個人のトレーダー出身である。
大手銀行や証券マンあがりではなく、我々と同じトレーディングの正式な教育は一切うけていない専業トレーダーとしてあそこまでの地位を独学で築き上げた。
商品先物の売買で成功し、現在も精鋭トレーダーを雇い外国為替、金融先物などの市場で、3000億円もの巨額の資金を運用している。
アメリカではそうしたケースが珍しくないが、もし仮にBNF氏が金にモノをいわせて(絶対にありえないが)日本のどこかの球団のオーナーになろうものなら、いつぞやの村上ファンドのように世間の猛反発を食らうだろう。
日本ではトレーダーは幾ら成功しても、決して表舞台に立ってはならない日陰の身なのかもしれない。
そもそもトレーディングとは狩猟民族であるアングロサクソンの文化で、根っからの農耕民族である日本人は嫉妬の感情がハンパではなく、トレーダーという職業が一般社会に認知されることはこれからもなさそうだ。
同じモンゴロイドでも中国人はそのあたりの合理的な考え方、拝金主義が徹底していて、いずれ近い将来日本人の企業や技術が根こそぎ彼らの配下に納まるのではないかと真剣に憂慮している。
先を読んでいるアメリカ人は外交政策でも、もう鼻から日本人を相手にしていないしww
さて、かなり話が横道にそれてしまったが、ボクが最近読んだFX初心者向けの書物のなかで比較的まとまな内容だと思ったのがこれ。
アングロサクソン民族である筆者が日本人のFX投資家向けに書き記した珍しい単行本である。
ロブ・ブッカー氏といえば、雑誌YenSpa!や、FX攻略comでもおなじみだろう。
「超カンタン」というサブタイトルからしてすでに胡散臭さ満点で、かえって損しているような気がする。
なによりも他のFX駄本と決定的に違うのは、アクティブな投資ではなくデフェンシブなアプローチに重点が置かれていることだ。
氏が提唱している鉄板ルールは、「バックテストによってシステムの有効性が証明されない限り、実際のお金を使ったトレードはしない」ことであり、資金管理がいかに大切かがしつこく述べられている。
このあたりは、いたずらにFXで○○万稼げますという投資家の射幸心を煽るものではなく、非常に良心的だ。
成功した投資家、リチャード・デニスやオリバー・ペレスと同じく、ロブ・ブッカー氏もトレードで稼ぐこと以外に、他人にトレード技術を教えるということに対して人生の意義を見出しているように思えた。
まぁ訳わからん高い教材買うくらいなら、騙されたと思って本書で書かれてあるように1000回バックテストを繰返したほうがよほど勝率は上がることは間違いない。 -
FXの基本を学ぶなら。
デイトレード以上の長いトレード向きだと思う。