- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594061395
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ビッチズブリューを発表した年のマイルス。実現しそうでしなかったジミヘンドリックスとの共演の真実。その陰でうごめく人々。あっそういう訳だったのか。とうなづかされる。
-
『Bitches Brew』にまつわる話。
マイルスファンなら必読。 -
中山康樹さん『マイルスの夏、1969』(扶桑社新書)読了。『マイルス・イン・ザ・スカイ』以降、一歩一歩エレクトリック路線を消化・吸収し、2大名盤『イン・ア・サイレント・ウェイ』『ビッチェズ・ブリュー』へと至るマイルスのアツイ季節を、おもに周辺人脈の面から読み解いた本。
2枚で決定的役割を果たしたジョー・ザヴィヌル、ジョン・マクラフリンはもちろんウェイン・ショーター、ベニー・モウピン、チック・コリア、ハービー・ハンコック、デイヴ・ホランド、トニー・ウィリアムス、ジャック・デジョネットら新旧メンバーを通じて描き出される当時の空気はまさに夏。
でも、本書に登場するのは参加メンバーだけではない。ベティ・デイヴィス(当時のマイルスの奥さん)、ジミ・ヘンドリックス、ギル・エヴァンス、テオ・マセロ、アラン・ダグラス、興行主のジョージ・ウェイン、スライ・ストーン、ジェームズ・ブラウンらがマイルスの進化を後押しした。
本編を読むだけでもお腹いっぱいだが、圧巻はむしろ巻末の「関連人物/アルバム紹介」。本編の登場人物が1969年前後に出したアルバムがずらりと並び、マイルスとの関連という視点で切り取られている。見たこともないアルバムが多数あり、サイドストーリーとしても楽しめる。 -
コンプリート・イン・サイレントウエイ・セッションズで私はマイルスに目覚めました。