どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか

  • 扶桑社
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本棚登録 : 671
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594063054

作品紹介・あらすじ

みうら&リリー両氏が、人生、仕事、そして生と死について1年間にわたり真剣に語りつくした、両人いわく「最初で最後の」珠玉の対談集。彼らが本当に言いたかったことが、全部ここにある。みうら:人生の最終地点は「死」じゃないですよ。リリー:それなのに「今際」を豊かに過ごしたいと思って、みんな「今」を貧しく生きてる。

感想・レビュー・書評

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  • 互いが褒め合ってないと結婚はダメになる、と語るみうらさんと、一度も結婚したことのないリリーさんと。
    ぐ、具合…。。人生は具合がいい人を見つける旅…。

    よく、言われる受精の奇跡的な話が、「汁の中の具だった中から一度勝負に勝ってる、負けてティッシュにくるまれてるやつとはわけが違う」ですからね。真理。

  • みうらじゅんとリリーフランキーが、哲学を語り合う。真面目で固いお題なんだけど、この二人が話し合うとほとんどが「下ネタ」に行きついてしまうユルさがたまらない。
    所詮は汁の中の具。その具があれこれ悩んでもねー、人生は具合の良さを求めて死ぬまで生きるのみ。難しく考えすぎずに、今を楽しく生きたらいいんじゃね?ってな話が中心。名言・迷言が盛り沢山で面白かったー。

    以下印象に残った点、引用・自己解釈含む。

    ・未来の話をどれだけ頭を使ったって、ほんとんど当たらない。しなくてい良い未来の不安に向き合うことはストレス、一番の無駄。横山ノックが政治家になるなんて、誰が想像できた!?一生懸命考えない事。脳は昔から心配性だから付き合うとロクな目に合わない。10年後にこうなってたらいいなーと、ゆるーくイメージを持つぐらいが良い。脳が素敵な勘違いをして、面白い自分に変わって行けたら良い。

    ・不安タスティック。素晴らしき不安。不安を楽しむ。

    ・代表作は?ネクストワン。チャップリン。満足したらおしまい。まだまだ次があると思うからこそ面白い。

    ・知識は詰め込んだでるだけではダメ。知識の詰め込みは、かえって自分で考えなくなる。

    ・プライドは無い方がいい。持つべきは美意識。プライドは自分自身のものだが、美意識は自分が美しい・大切にしたいと思うもの。プライドを捨ててでも、自身が守りたい価値観。人の決めた美意識で無く、自分自身の美意識を持つ。

    ・十分に遊んで大人になってから落ち着くべき。一番よくないのは子供が子供を作る事。自分も子供だったら、子供を愛すことは出来ないし、ましてや奥さんを愛することなんてできない。

    ・人生は具合を探す旅。

    ・自分は無数の汁戦争で勝ち抜いた遺伝子であることを忘れがち。結局、どの遺伝子が勝ち残ったか誰もわからないんだから、自分のアイデンティティで悩むのも仕方がない。

    ・単純に良い悪いで叱らない。相手がどう思ったか気づくことに良い悪いがある。

    ・なんでもできるんじゃない?って肯定されると、出来るような気がして頑張ってしまう。

    ・知りもしない「絶好調」を求めるから疲れてしまう。調子が悪くて当たり前と思うべき。

  • リリー・フランキーとみうらじゅんによる対談集。
    人生、人間関係、仕事、生と死について、ゆるーくかつ真面目に語り合っておられます。
    「年をとるのも嫌だが、若返るのはもっと嫌なこと。20代のときの思考を思い出すと、頭をかきむしりたくなる」byリリーさん。
    確かにねーと思います。
    仕事とか環境とか生きてるフィールドは自分とは180度ちがうお二人ですが、なんだか居酒屋で話を聞いてる後輩の気になってくるのが不思議。

  • 友達集めてリッツ・パーティーしながら満足"げ"にしているそいつを見た時に、「終わったなこいつ」って思う。
    人間、「げ」がついちゃうとダメですね。

    お金のうまーい使い方って思い出作りだと思うな。
    使い方のうまい人って普段は不義理してても冠婚葬祭には絶対に顔出して祝儀なんかはポンとはずむんですよ。

    だから、こういうレベルの低いグチを言うような奴らと仕事をしなくても済むように頑張ろうと思いましたもん。
    頑張るってそういうことだよね。だって悲しいことに、今そいつと一緒にいるってことは、自分も馬鹿の仲間だからね。
    だからこそ、そこから抜け出すために頑張らないとしょうがないんだよね。

    若い人に対しては憧れですよね、普通。むしろ若い人に嫉妬しだしたら、ちょっともう終わりというか…。
    「若い人に嫉妬する」というのは、自分よりまだ時間があることに対してだったり、その頃の俺は何してたんだって反省が大きいね。

    修行が足りないんですよ、面白くない人って。

  • この本はバイブルになりうる。
    人生において重要なテーマが、2人の軽い語り口によって、おもしろおかしく語られており、なおかつ、それが時たま妙に言い当てている気がするからである。
    特にリリーさんが、ええことをおっしゃる率が高い。

    偉い学者だ経営者らが高い所から、お語りになられている人生論ばかりが多いが、たまにはバカらしくも違う角度からのモノの見方にも通じるかもしれないので、読んじゃっても、おもしろいかもしれませんねこの本。

  • みうらじゅんとリリー・フランキーの対談というだけあって、

    どこまでも軽やかに、

    どこまでも粋に、

    どこまでもゆるく、

    どこまでもしなやかに、

    生きることだとか、働くことだとか、語られています。



    こう生きねばならない、とか、こうあらねばならない、とか、
    体全体に力が入って前のめりになったり、視野が狭くなっているときには、ゆるやかに解きほぐしてもらえそうでもあります。

    くだらないことやふざけたことを言っていそうで、意外とそうそう!と相槌を打ちたくなる話や言葉も多いです。

    “よく「楽しんでる?」みたいに聞かれることがあるんですよ。例えば飲み会みたいなところで、「大丈夫?楽しんでる?」って。あれ聞かれると、さらに楽しく亡くなる。楽しまなきゃいけないのかって逆に思うんです。その人たちが無理やり楽しもうとしている姿とか、楽しまなきゃ損みたいな考え方はなんかイヤなんです。寒空の花見で裸になって騒ぐ、みたいなの。無理して楽しもうとしてる人を見ると、楽しくもないし嬉しくもなくなってくるんですよね。”

  • 先日は書店で
    岡本太郎に睨まれたわけですけど、
    今度はタイトルと目が合った瞬間
    盛大に吹いちゃいましたね。ええ

    ロック過ぎるでしょ。
    って今更それをタイトルにしちゃう笑

    こんなフランクに本のタイトル
    つけちゃう輩は…と思ってみたら
    やっぱりスーパー大御所のお二方。笑

    まあこの二人が言うから
    こその凄みなんですけどね。
    これって。笑

    「わかるわ〜」ってなっちゃいますもん。

    ということでリリー先輩と
    じゅん氏による対談本。

    なかなか意義深く「人生の本質」
    をついているのでかなり
    人生勉強になっちゃいます。

    それにしてもこんなにも注釈と
    (笑)が多い対談本も珍しいです。

    注釈だけで本の1/3は占めてる
    んじゃないかと思う程。笑

    もう敵わんっすわ。

    でも元気出増した。

    さすがです。



    読むのにかかった時間:2.5時間

    こんな方にオススメ:死にたい人

  • わたしも常に不安タスティック。素晴らしき不安。

    あらゆる苦境を「そこがいいんじゃない」と前向きに考える、みうらじゅん氏の思考法ならではの造語。

  • 名著!メンチョ!

    自尊心だらけの若者や自称女子のみなさんには、とうてい理解できまいよ。そんなノリの、ロウでハイな居酒屋トーク。近くで聴いていたい。
    カプリチョーザのミートソースを背表紙につけちゃった。

  • 死ぬことが怖いなんて考えがあまーい。
    というような感じ。
    こだわるあまり本末転倒。
    ゆるく生きるのは難しいけれど
    ゆるく生きることが最強。

    えっと、上のは全部私の言葉です。
    もっとあじのある言葉で書かれてます。

    今を大事にしようと思いました。
    生きているだけでめっちゃラッキーやん。

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著者プロフィール

みうらじゅん●1958年京都生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。

「2018年 『仏像ロケ隊がゆく 見仏記7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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