再会のブラックヒルズ (上) (扶桑社ミステリー)

  • 扶桑社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594063764

感想・レビュー・書評

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  • ノーラ先生は登場人物の心情だけでなく物語の舞台となる土地や景色の情景描写が素晴らしく上手い。別の作品でもそうなのだけど頭の中できちんと想像できて読みながら映像化できる。サスペンスだとわりとエグい描写が多いのでそこはちょっと…なのだけど。

    前半はクーパーとリルの幼い頃の出会いからの青春時代の恋愛、別離と再会がテンポよく。全体的に野生動物保護区を運営するお仕事紹介がメインな感じ(リルは動物学者になって子供の頃の夢を叶えた!)。それにしても詳細でリサーチ力すごいな〜。

    連続殺人犯の目星がついたところで下巻へ。

    腑に落ちないのがなんでふたりは別れたの?っていうかクーパーよ、君がリルを振ったのに「僕は振ってない」って?「えっ???」なってます。下巻でそこんとこはっきりするのかな?

  • 自分の夢を持ちまぶしいほど真っすぐ前をみつめる彼女と、様々な困難に耐えることになる彼の人生。
    彼女を大切に思うからこその選択がせつなくほろ苦いロマンスと、彼女の保護施設のあるブラックヒルズを聖地と崇める殺人鬼の狩りのサスペンスのミックス

    上巻は11歳のクーパーとリルの出会い。
    ニューヨークとサウズダコタという遠距離ながらも親友としてお互いを大切に思う二人の初恋と、離別。そして再会と事件の始まり

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2757.html

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    ニューヨーク育ちのクーパーは、離婚寸前の両親の都合により十一歳の夏休み、母方の祖父母が暮らすサウスダコタの田舎に行かされた。そこで出逢った二歳下の少女リルとは互いに惹かれ、夏を重ねて高校生のころには恋人同士になっていた。だがいつしかクーパーは距離を置くようになり、理由のわからないリルの心は傷ついた。別れから十二年後、野生動物の生態を専門とする動物学者になったリルと、祖父が怪我をしたため私立探偵を辞めて引っ越してきたクーパーは、ある日、気まずく再会する。

    Black Hills by Nora Robers

  • 下巻で。

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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