覚悟の決め方 僧侶が伝える15の智慧

  • 扶桑社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594064464

感想・レビュー・書評

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  • 便利で豊かな暮らしをめざす。果たしてそれでいいのか?このままの暮らしをしていてはいずれ立ちゆかなくなるのではないか?

    大震災から今の生き方を問われているという話など考えていかなければならないと思いました。

  • 3.11の震災をテーマに5人の僧侶の方が書かれた本。着目されているところがそれぞれで個人的にとてもよかったです。他著書あたっていきたい
    と思います。

  • (2012/5/3読了)震災を受けて発行された約1年前の本。禅宗と浄土真宗の僧侶5人の著者による「仏教的なとらえ方」。どの僧侶の見識もなるほどと思わされるので詳しくは実際に本書を読んでみて欲しいが、一番印象に残ったお話は↓
    2011年の3月に東京に蔓延していた「もっとたいへんな状況におかれている被災者の苦労を思えば、計画停電くらい我慢しなくては」みたいな空気。それはつきつめると、被災者と自分を比べている姿。自分と他人を比べてばかりいる凡夫の姿である。P146『もっと悲惨な方を思い浮かべて「我慢」をするというのは、その根底に差別意識をはらんでいるからです』という指摘が痛烈。

  • 11/09/13。

  • 3.11後の生き方を教えてくれる。

    実際の震災が第一の矢、震災後我々を襲った心のダメージが第二の矢、第二の矢は言うならば心の蜃気楼、それぐらいは気の持ちようで何とでもなると訴える。悲惨に震災された方でも少しの希望を見出すと快楽を覚える。

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著者プロフィール

1930年、大分県生まれ。花園大学仏教学科卒。祥福寺住職・師家、花園大学学長、臨済宗妙心寺派管長などを経て、現在、姫路市網干・龍門寺住職。著書に、『豊かな心を生きる』『不二の妙道を行く』ほか。

「2015年 『まあ、お茶でも飲んでゆきなされ 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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