純白の誓い (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (571ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594065324

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染4人でウェディング・コンサルティング会社を運営するブライダル・カルテットの1作目。写真家マックの撮る写真の描写が鮮やかで素晴らしい。性的に奔放で完全に自己中な母親に苦しめられていたマックだが、すぐに耳が赤くなりつまずいてばかりいる高校教師カーターと恋に落ちて、精神的に強くなっていく様子に胸がすく思いがする。幸せな気分になれる読後感がなかなか良い。2014.1

  • ウェディング会社を四人で経営している幼馴染の親友たち。マックはウェディングカメラマンとして働いていたが、彼女は母親に振り回されて、たまに我を失うことがあった。ある日であった男性は、思いっきり草食系なみかけの教師で、今までつきあった人たちとは全然違うタイプだった……。
    こーゆーのを待っていた。いやー、海外ロマンスは草食系がマジ少ない。内気かと思いきや、筋肉むきむだったりするし(笑)。今回は本当に地味な性格で、しかも(でかいけど)ドジっ子。かわいい……。いわゆる、通常の海外ロマンスの逆バージョンな感じで楽しめました。しかも、ヒロインが苦労性で母親を愛しているのにつきはなさなくてはいけない、その葛藤がぐっときました。がんばれーって親友と一緒に応援したくなります。こういうロマンスの悪役ってテンプレになりがちだけど、母親は、母親だけにそれだけではないところが人間ぽくてよかったです。

  • ブライド・カルテット1。ウェディングコンサルタント会社を経営する女性達4人のお話。1作目はカメラマンのマッケンジーと高校教師のカーター。カーターがいいです。メガネ男子です。ロマンスのヒーローとはちょっと違いムキムキグッドルッキングガイとは一線を画すヒーロー。心優しく誠実なひとです。高校生の時からマックに惚れてたってもうキュンキュンじゃ❤️
    マックは家族の愛情に恵まれず、しかもとんでもない毒母に振り回されているためなかなかカーターの懐に飛び込んで行けないんだけど…
    そのほか3人の親友達も魅力的。ぶっちゃけガールズトークは控えめな感じだったけど今回はボーイズトークが面白かった〜。カーターの同僚ボブ君がお気に入りになりました。

    今作ではあまり伏線張られてた感はなかったけど、それぞれどんな話になるのか楽しみ。

  • Original title:VISION WHITE.
    Outher:Nora Roberts
    マックの彼氏カーターが高校教師という事もあり有名なEnglish文学が数多く登場して、
    本好きとしてはかなり楽しく読めました。
    sexという単語が溢れているのですが、何故かいやらしい感じはしません。
    本当に不思議ですが、感じませんでした。
    そう感じた理由は、マックとカーターの性格が純粋でお人好しでサバサバしているからだと思います。
    マックの両親が本当に最低な人で(特に母親)救い様がなくて、早く母親と絶縁したら良いのに…!
    マック頑張って、勇気を振り絞って…!!と何度も応援したりやきもきしたりしました。
    カーターや親友パーカー達の助言や助けもあって、
    最終的にはきっぱりと嫌だと断る意思を示した時は、拍手喝采を送りました。
    次巻はマックの親友エマリンが主人公ですがもし話の軸がこの後であれば、
    母親との対応をこのまま持続して欲しいと願います。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)

    仲良しの少女四人組で“結婚式ごっこ”に興じていた幼い日々。マック・エリオットの役割はいつもウェディング・カメラマンだった。ある日彼女は皆から傑作と評される1ショットを撮影する。それから二十年後、四人はウェディング・コンサルティング会社“Vows”を設立しマックは写真家となった。新郎新婦や家族の表情そして挙式場面の撮影で彼女は活躍をみせる一方、私生活では無責任な両親を抱え悩み多い日日を送っていた。そんな彼女の前に高校で英文学を教えるカーターが現われる…。

    カーディナルってどんな鳥?
    後で調べてみなくっちゃ。
    それにしてもマックママ最強だわね。また出てくるのかしら?
    人生とクロゼットの共通性があるのかな?
    最初のマックの写真が一番みたい。蝶々と女の子3人、って幸せな一瞬よね。
    さて次は誰だろう?

    Vision in white by Nora Roberts

  • いつもは3部作が多いけど、今回はカルテットなんですね。
    続きも楽しみ。

  • ブライド・カルテット 1

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著者プロフィール

Nora Roberts
ノーラ・ロバーツ
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には〈タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人〉の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では〈イブ&ローク〉シリーズを発表。これまで刊行したタイトルは200点に達し、全世界で累計4億部を超える売上を記録。「ロマンスの女王」として今も世界中のファンを魅了している。

「2023年 『カクテルグラスに愛を添えて (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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