ソフト・ターゲット (上) (扶桑社ミステリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594066956

感想・レビュー・書評

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  • レイ・クルーズとニッキ・スワガーがどう絡むの楽しみ!下巻に突入!

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    ── スティーヴン・ハンター/公手 成幸・訳
    《ソフト・ターゲット(上)20121201 扶桑社ミステリー文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/459406695X
     
    …… 感謝祭明けの金曜日午後。ミネソタ州郊外の巨大ショッピング・
    モール〈アメリカ・ザ・モール〉がテロリストに襲われた。まずサンタ
    クロースに扮した男が射殺。続いて、銃声が立て続けに轟き、モールを
    訪れていた客がパニックに陥った。
     直後、モールのセキュリティ・システムがテロリストに乗っ取られ、
    モールの内外を結ぶ有線回路は全て遮断された。連絡手段は携帯電話と
    無線機のみとなる。(Amazon「BOOK」データベースより)
     
    「どうして、カッターナイフなんかで、あんなことができるのかな?」
    「それは弱い者を狙うからさ、たとえば赤ん坊とか」「なるほどね(略)」
     あとで思いだしたが、まさに映画《七人の侍》の導入部そのままだ。
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20051110 西洋講談
     
    (20151120)
     

  • ボブ・リーの息子レイ・クルーズが主人公。
    偶然居合わせたショッピングモールがテロリストに占拠され…とダイ・ハード設定でした。
    ボブ・リーは留守番電話のメッセージのみと言う出番でしたがもう本格的に代替わりしてしまったのでしょうか。

  • スワガー・サーガの最新作。

    タイトルが『ソフト・ターゲット』とあるところでもわかりますが、9.11以降の世界では、一般民間人も簡単にテロの対称となることを示しています。
    って言うか、一般民間人だから、ソフト・ターゲットなんだけどね。

  • スティーブン・ハンターのスワガーサーガの一角を成す最新刊。
    前シリーズから出てきたボブ・リーの息子レイを主人公に据えたアクション作品。
    大体においてハンターの小説は筋が混み行ってて、最後にどんでん返しがあったりするが、今回の作品は本当にアクションがメイン。時間軸も基本的に半日程度で決着がついてしまう。これは個人的には物足りなかったんだけど、主人公が代替わりしたというのもあって、まあイレギュラーなんですかね。あからさまに今後の作品で登場してくるであろう人物がチラホラと。濃いキャラのわりに触り程度しか描写されてないので、今回は顔見世なんだろうなという気がした。
     ということで、割とSハンターにしては薄口だが、今後の作品へのつなぎとして考えると必要な作品なのかな。
     今作は敵がちょっと親近感を覚えるタイプなので、こいつを退場させちゃうのは勿体ないですね。

  • スティーヴンハンター待望の新作。前作で突然出てきたスワガーの息子が主人公、スワガー本人は留守番電話でしか登場しない。突然テロリストに占拠されたショッピングモールに偶然居合わせた元海兵隊員が・・・。沈黙の○○シリーズやダイハードシリーズそのまんま。いいのか、こんな安易な設定?マクレーンでもボブリースワガーでも誰でもいいんじゃないの?いくらでも続編かけるやん!下巻に続く。

  • 代替わりを果たすための前作により、本作では主役は伝説のスナイパーから、突然現れた息子に変わっているが、異母妹とかFBI副長官とか懐かしい面々が登場し、一族のサーガの旧作からの連綿とした歴史は繋がっている。伝説のスナイパーは留守電のみでしか登場しないが、下巻で登場するのかは分からない。ストーリーはイスラムテロリストによるショッピングモール占拠による大虐殺に偶然、居合わせた主人公が孤立無援で戦いを挑むという、どこかで見たことのある映画の様なストーリーではあるが、単純な黒幕ではないことを臭わせて下巻に続くなので、下巻を期待したい。

  • スナイパー小説の巨匠スティーブン・ハンターの最新作。伝説の老スナイパー(になっちゃった)ボブ・リー・スワガーの血を受け継ぐ海兵隊上がりの男レイ・クルーズが登場。テロリスト風の男たちに占拠されたショッピングモールに居合わせてしまうあたり、「ダイ・ハード」的な展開。犯人たちの正体が分からぬまま、孤立無援の戦いが始まる…。

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著者プロフィール

Stephen Hunter
スティーヴン・ハンター

1946年ミズーリ州カンザスシティ生まれ。
68年ノースウェスタン大学卒業。
71年ボルティモア・サン紙に入社。
書評担当などを経て映画批評担当になる。
96年ワシントン・ポスト紙に転じ、
映画批評部門のチーフとなる。
2003年ピューリッツアー賞(批評部門)を受賞。

「2022年 『囚われのスナイパー(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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