あらゆる就職情報は操作されている~ブラック企業が仕掛ける就活のワナ~ (扶桑社新書)
- 扶桑社 (2012年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594067168
作品紹介・あらすじ
苦しすぎる就活→やっともらえた内定先はブラック企業→心身疲労で退職…雇用のミスマッチの元凶は就職情報にあった!企業の採用広告も内定率も人気ランキングも就職情報はウソばっかり!元大手就職情報会社の社員がブラックな内幕を完全暴露。
感想・レビュー・書評
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就職情報会社の功罪がメイン。ブラック企業が会社案内、WEBにお金をかけているという実態。ブラック企業とそうでない企業のボーダーラインが曖昧な現在では、多くの会社かブラックに見えてしまうかも。10人以下の小さい企業では人材が欲しくてもなかなか集まらない状況。低予算で情報を発信するのは難しいのか。
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就職情報が企業の宣伝であるということが強調されて書かれている。そこそこ面白い内容。
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リクナビやマイナビなどのナビサイトの実情を著者独自の視点で暴いてくれています。
ナビサイトは、所詮『求人広告業界』でしかありません。
これらの広告屋をうまく活用するブラック企業についてもこの本では言及されています。
就活生が知っておいた方がいい情報が満載です。
ただ、読後に
「じゃあ、何を信用すればいいんだ!?」となることでしょう。
学校のテストとは違い、社会に正解はありません。
自分で考えていく習慣を身につけるきっかけにしてもらえたら、嬉しく思います。 -
3章、4章のブラック企業の手口については、この筆者しか書けないような内容なので読む価値は高い。
ただ、文章にブーメランが多いというか、自爆が多いというか。文章が週刊誌とかの連載向きで、新書向きではない嫌いはある。 -
就職情報会社が採用広告でブラック企業を就活生に斡旋するという内容。
リクナビも信用しない方がいいらしい。
何を信じればいいのだろう。