- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594067182
作品紹介・あらすじ
日経ビジネスオンライン人気連載「中国新聞趣聞」待望の書籍化!2017年、中国に体制変革が起こる!?"五輪後9年ジンクス"の奇妙な符合。「反日」を口実に膨張する社会不満と民主への希求。"革命"の足音は近づいている。
感想・レビュー・書評
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中国のやり方は数十年前と比較すると急激にきな臭い醜悪な方向に傾斜している。中国当局って怖い。
中国にあらゆる情報が流布するようになったのはネットの影響。
中国人に革命は無理。
中国の若者は反日を理由にして、警察やら市庁舎を襲撃している。
中国、早く崩壊しないかな。 -
「反日デモ」は、中国人民の反日感情が嵩じて起きるのではない。現代の中国共産党一党独裁政権の中で一番虐げられ、自由を奪われているのは中国人民である。本書は、その多くのページが中国独裁政府による中国人民への弾圧の告発、そして政府と闘う人民のために割かれている。
そして、中国政府は、その人民の怒りの矛先を逸らせるために、反日デモを組織しているのだと指摘している。 -
中国ウォッチャーの福島さんのドキュメンタリーは本当に面白い。国の勢いから言ったら、超大国とも言える中国で国民そっちのけの共産党内の権力争い、そして反政府運動の抑え、そのためには拉致や拷問は当たり前のようにある。とても近代国家とは思えない裏の世界。福島さんは情報源のはっきりしない情報には必ずその旨の断り書きがり、読む方もそのへんのさじ加減をしながら読める。これからの作品も注目。
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面白かった。
在住日本人による中国評ですが、日本のメディアではあまり語られることのない内容を(良い意味で)下世話に楽しめました。 -
いわゆる中国ウォッチャーの時事中国モノです。いろいろな人への取材と自身の滞在体験からくる感覚に基づいた中国分析ですが、もう少し文献とか枢要の人への取材を加えた方がより説得力が増すのではないかと思います。