- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594068059
感想・レビュー・書評
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初ジョン・コリア。ブラッドベリも憧れていた人だったのですね。アンソロジーで読みやすいのですが、思ったよりブラックではないのは意外でした。この読後感、まさに予期していませんでした(^^;;
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読後感が小気味良い短編集。皮肉が効いていて、少し、けっこうブラックユーモア。創造力を働かせて読むと楽しい。
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「けっこうブラックユーモア」
やっぱり夏向きや、積んどいて正解やったかな?(読み終える頃には「予期せぬ結末2」も出そうやし)「けっこうブラックユーモア」
やっぱり夏向きや、積んどいて正解やったかな?(読み終える頃には「予期せぬ結末2」も出そうやし)2013/07/19
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妙な可笑しみと、ニンゲンのやることなすことへのぐりりとした皮肉と。「メアリー」も「蛙のプリンス」も。「眠れる美女」もよく出来てるなあ。
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「ぐりりとした皮肉」
読みたーーい!!!
出るのを待ち兼ねて、いそいそと買ったのに、積読中です、、、
8月の終わりに出るらしい、チャールズ・...「ぐりりとした皮肉」
読みたーーい!!!
出るのを待ち兼ねて、いそいそと買ったのに、積読中です、、、
8月の終わりに出るらしい、チャールズ・ボーモント「予期せぬ結末2 トロイメライ」も楽しみやわ(積読減らさなきゃ)2013/07/19 -
2013/07/23
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2019.09.21
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初ジョン・コリア。ブラックユーモアが良く利いていて、どれも楽しく読めました。どんでん返し的ではない驚きがあって、犯罪も恋愛も面白かった。
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面白かったぁ!読者にゆだねるのが、TVシリーズっぽくてお気に入り。楽しませていただきました。
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太白
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幻想怪奇たまにユーモア
総毛立つような物語のかずかず。
なに、恐ろしい結末ばかりではない。
人生におけるあれやこれや.....
『よからぬ閃き』はその最たるものだろう。
どうも妻が浮気しているようだと、男はあれこれ考える。
妻の浮気相手も、妻も、二人まとめて葬り去ってやろう。
そう考え夢中になって彼らを亡き者にすべく怪しげな工作を始める。
さてその結末たるや?
まさか個々に着地するとは、著者は「良き閃き」であったようだ。
恋人たちにまつわる物語もまた読書の楽しみを感じさせてくれる。
『メアリー』
豚と男の物語。
愛おしい豚!
大事に育てた豚に身も心も奪われた男。
その彼にとある女が恋をする。
小さな焼きもちは果たして豚好きの男の心を溶かせるのか?
ブラックユーモアが効いている。
『蛙のプリンス』
人は見た目じゃありません、とまるで教訓めいた話......?
いやいや、そんな教訓めいたつまらない結末になるわけがない。
禁じ手のようだが物語に禁じ手などないのかもしれない。
発想の豊かさを感じさせる。
『恋人たちの夜』
甘ーいタイトル、しかし登場するのは天使と悪魔、天国と地獄。
悲愴さもないがべたべたの物語でもない。
軽妙な文体とコメディを見ているようなドタバタ感がおもしろい。
本書の短編はどれも個性的。
恐ろしいものもあるが、どれも驚きに満ちている。
お気に入りはどの世界観?