働くアラフォーママが夫にナイショで家賃年収4000万円!

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594068271

感想・レビュー・書評

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  • 生まれて20年は学校、20年は会社で働き、20年は好きなことをすると計画をたて、会社で働きながら不動産投資をはじめた主婦の不動産投資の初心者~中級者向けの一冊。

    著者が最初に不動産投資を始めたのは、区分マンション投資の表面利回り9%という表記が、貯金よりお得だなと思い、不動産投資に関して何の知識もない時点からスタートする。

    その後、9%という利回りが物足りなく感じ、都内に中古戸建てを購入し、シェアハウスとしてリフォームする。不動産投資の知識がないなかで、よく思いついたなというか、よく思い切ったと思う。

    そうしているうちに、投資家の方々の中にもバイブルとしている人も多い『金持ち父さん 貧乏父さん』を読み、自分のやっていることが何だかえらく遠回りのように感じてくる。

    そこで旦那さんに不動産投資について説得すると、全く興味を示さず、まさに取りつく島もない返事が返ってくる。

    旦那さんの協力がないということは、融資を受ける際に連帯保証人を立てられないということになる。著者はそこで諦めることなく、連帯保証人がいなくても融資が得られるような積算価格の高い物件を探す。

    連帯保証人がいないことで手に入れられなかった物件も数多いが、積算価格が融資金額を越えている物件にこだわったこと、これまでに貯めた貯金が3000万円あったこと、区分マンションやシェアハウスの投資実績があったこともあり、1年間で4棟の不動産を取得し、51戸のオーナーとして月間キャッシュフロー100万円を達成、みごと計画通り会社を退職し、不動産投資家としての人生を歩み始めた。

    不動産投資は、ミドルリスク、ミドルリターンと言われる投資ではあるけど、自分の知識と行動力、センス、人間関係などでリスクと呼ばれるものをかなりコントロールできる。
    これは、社会情勢や各国の金融政策、自然災害などの影響を避けようがない他の投資と比べて、不動産投資が有利なところである。
    また、自分のお金で始めることが当たり前の投資がほとんどの中、金融機関の融資を受けて、レバレッジをかけて投資できるというメリットももっている。

    サラリーマンが仕事しながらとか、主婦でもできるとか、誰でも成功できると勘違いして安易に踏み込むべきではないけど、しっかり勉強して行動できる人にとっては、かなり成功率の高い投資方だと改めて感じた。

    ちなみに、タイトルにあるように、旦那さんには不動産経営をしていることは言っていない。不動産に関する郵便物がよく届くので、何か不動産関係の仕事をしてるんだろうなーとは気づいてると思います程度。
    著者も本文中で述べているが、できれば夫婦相互の協力も得ていたほうが、融資を受ける際も有利になる。でもそれだけじゃなく、夫婦としてほんとにそれでいいの?と思ってしまう不思議な関係の夫婦でした。

  • 不動産投資をどのように始めたかなど、参考になりました。自己資金をしっかり貯金できなければ、不動産投資すべきではないという見解はごもっともと思いました。貯金をまず頑張ろう。著者は大手通信会社にいたため、保証人なしでも融資が付いたのかな。

  • 子持ちの主婦の方とのことですが、元々バリキャリの女性で、相当な勉強家かつ地頭の良さが伺えます。かなり内容が具体的で、自己資金金額やローン額、購入額や売却額などイメージが大変つきやすいです。具体的な部分はこれでも専門的で難しいと思ったので、勉強を進めた上で読み返したい。

  • 舛添菜穂子さんのHPで知り…
    この人、頭良いんだろうな~と思い、2冊まとめて
    買いました。

    積算価格の出し方参考になります。
    やってみよう!
    物件の価値判断が、まだまだ甘い初心者ですから…。
    この本が、著者の1作目なので、やはり初心者にはわかりやす。
    不動産投資の勉強は、本だけではダメなのかな?
    う~ん…

  • 生まれてから20年は学校へ卒業後20年は会社員、退職後20年は好きなことをするというしっかりした人生プラン。中学生のときに諭してもらいたかった(笑)

    手元に資金がちゃんとあり、かつ、計画的にやられている人だと思う。
    ただ、独身時代に一人暮らしで3年で1000万円貯金したってけっこうな高収入ですね。でも結婚後の生活費のところで年収500万円と書かれているけど、ん?独身時代とは給料が違うのか…。

    とにかくしっかりした内容で参考になります。

  • 一棟不動産投資の基礎が学べるバイブル

  • 表紙の「たった1年で」というのはちょっと盛ってるけど、全体的に内容が濃くて役に立つ。
    マンション1棟の話ばかりかと思いきや、区分マンションやアパート経営にも参考になる。
    なによりいいのが、目標月額キャッシュフローのような数値が具体的になっていること。

  • 素人が凄いなぁと思って購入したが、実際にはかなりの経験者だった。 "夫に内緒" というよりは、"夫に反対されても" の方が正しい内容を読んだ印象としては正しいと思う。参考にはなるが、新規性はなく、オーソドックス。

  • 夫に内緒=連帯保証人なしで1年で4棟購入は凄い。売値より積算価格が高い物件を選んでいることと,自己資金が相当額あったことが勝因でしょうね。参考になります。

  • 本のタイトルがいいですね。

    私も妻に内緒で不動産投資しております。

    本の完成度が極めて高いです。自分の体験と不動産投資に対する心構えが盛りだくさんで書かれています。

    まとめ方も、さすが大阪大学 基礎工学部 物性物理工学科卒業だけあって、論理的にきっちりとまとめられている点が読みやすいです。

    空室募集に関しては尾島さん、融資に関しては長岐さんとそれぞれ著名な方の手法を取り入れて不動産投資されています。女性の投資家さんには大変参考になるのではないでしょうか?

    また、P55の不動産投資と手持ち資金の推移は絶品です。普通はここまで開示しませんが、これは参考にされるとよいと思います。

    内本さんのすごいところは、自己資金の多さです。これは日頃の節約のたまものだと思うのですが、4棟目の3880万円のRC物件をキャッシュ買いはその準備がすごいなと思います。

    ぜひ、読んで実践していただきたいと思います。
    久しぶりに不動産投資の良書だと思います。

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著者プロフィール

大阪出身、東京在住の40代子育て主婦。女性ならではの「手を汚さないエレガント」な大家スタイルがマスコミで話題となる。結婚後のへそくりで投資用区分マンションを購入したことをきっかけに不動産投資開始。東京オリンピック決定後、不動産の値上がりを直感し物件購入を一気に進め、短期間で資産16億円、家賃年収約8000万となった。著書に、『子育てアラフォーママはまだまだ夫にナイショで家賃収入1億円突破!』(扶桑社)『アラフォーママ“夫もビックリ”資産12億円、女流メガ大家さんへの道!』(ごま書房新社)ほか。

「2019年 『家賃年収1億円ママ、今度は“自主管理”でキャッシュフローをドンドン増やしています!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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