韓流時代劇と朝鮮史の真実 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594068745

感想・レビュー・書評

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  • 半分は観ていないドラマを題材にしていますが、観ていなくても、とても面白く、興味深く読みました。

    正しい歴史の勉強になって良かったです。

  • ドラマから見る韓国史。つっこみ。
    生まれる国は選べない。
    読み終わったらチャングム好きなので、ルーツ?らしい将太の寿司が読み返したくなった。
    自国にしろ他国にしろ歴史の語りは似たり寄ったりの主張を踏まえても
    史実をベースに解釈するというメタの視点は持ち続けたい。

  • 三田Lib

  • 誰も映画の中の歴史の物語を、まるまる真実だと思っている人っていないだろう。それなのに、韓国映画を見て、こんな歴史がわが国にあったのか、と想いこんでしまう韓国の人が確かにいるっていうのは、ちょっと笑えてしまう。壮大なストーリーがすきで、太王四神記などおもしろく見ていたけど。ちょっと、私が日本人ということもあるが、感覚的にこれ違うだろっていうところとかはあって、そこは違和感を感じたりしたが、映画としては、やはりおもしろい韓国映画

  • 自分の利益が最大限になるように、話を創作する。
    そして、次はそれがあたかも真実であるように吹聴する。
    仕上げには、自分がそれを創作したことを忘れ、自分で信じ始める(少なくとも、そのふりをする)。

    韓国での、歴史や真実とされているものの成立過程について、韓流時代劇と韓国の歴史(もしくは創作歴史)、史実との対比をしつつ解説している。

    本書は、韓流ドラマ大好きな日本の公共放送関係者や、その取り巻きファン(いまやそんなには残っているとも思えないが)、そして何より韓国の歴史を信じている韓国の方に読んでいただきたいと思いました。

  • ファンタジーを「歴史」と言い張るダメな人々の話。

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著者プロフィール

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学などの非常勤講師を歴任。最近は、ケーブルテレビやインターネット動画で、モンゴル史、中国史、韓国史、日本近現代史等の講義をしている。
著書に『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(以上、ワック)、『真実の中国史』(李白社)、『真実の満洲史』(ビジネス社)など多数。

「2016年 『教科書で教えたい 真実の中国近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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