メンタリズム 人の心を自由に操る技術 (扶桑社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594068813

感想・レビュー・書評

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  • 知らなかった事を学べたが、
    読んでいて面白いとは…?
    2回目の読書で、また違った事に気がつけるのかもしれないが~ね

  • メンタリストとは何かをDaiGoが解説している本。一言で表すと"人間の特性や習性を頭に入れて、日常生活でそれを用いて相手をコントロールするテクニック"である。『観察』と『操作』が基本であり、ミラリングやペーシングなどのテクニックや、相手の気持ちを読むためのエクササイズ等を紹介している。


    #物は持ち主の秘密を語る
    #観察のベストタイミングはその人と面している時
    #ヒューリスティックス 経験則
    #口元
    #表情 怒り、悲しみ、軽蔑、幸せ、恐怖、驚き、嫌悪
    #興味あり→縦揺れ なし→横揺れ
    #セルフタッチ
    #文脈
    #観察 プラス マイナス 事実 嘘
    #ダブルバインド
    #頭を上げる→ポジティブな選択をしやすくなる
    #ザイアンスの法則 単純接触効果
    #脳 左半球→積極的感情 右半球→否定的感情
    #ストラクチャードアムネジア
    #タイムミスディレクション
    #ツァイガルニク効果
    #クロージング効果
    #クラスミラリング 
    #ラポール
    #カタプレシー 相手を受動的かつ自主的判断を抑えさせた状態
    #話すの早い→活動的、積極的、激しい、強い
    #話すの遅い→信頼できる、落ち着きのある
    #サイレントフォーカス
    #交渉の目的→互いの利益の最大化、共存(相手を打ち負かすことではない)
    #観察 視線の動き、体の向き、姿勢、声のトーン
    #5秒以上何も言わずに見つめる
    #返報性 類似性 共通性
    #ボディタッチ 二回以上 二の腕 相手の見える範囲に
    #可能会話法 想像力
    #分離法

  • ◯右耳から入った情報の方が納得する
    ◯目は左から右へと流れる方が理解する
    ◯始めは早口で概要を話し、相手が入り込んできたらゆっくり
    ◯自発的にさせる『これまでに催眠かかったことはありますか?』
    ◯興味がある
    ・体が縦に揺れる、良くうなづく
    ・口、体が開く、前のめり、目線が縦
    ◯興味ない
    ・体が横揺れ、バランスかたよる、指あそび
    ・イス持たれかかる、腕を組む、目線が横
    ◯嘘を見破る
    ・アイコンタクトの長さ
    ・腕組み、足組み
    ・過度なセルフタッチ
    ・文脈の乱れ、言動不一致
    ・一瞬の安堵
    ・舌を出す、唇をなめる
    ◯タブルバインド
    週末掃除してね→土、日どっちに掃除する?
    ◯選ばせたいもの軽く触れる、選んで欲しいものをわかりやすく見せる
    ◯よい面は右側、左側は悪い面
    ◯失言をしたら失言前にしていた話と関連性のある印象的な話をする
    ◯7割、8割だけ話して相手に答えを出させる
    ◯YESセット
    イエスと繰り返させ、肯定的な反応になれさせる
    ◯クロージング効果
    秘密を共有して近づく
    ◯ミラリング
    相手の動きを真似る、相手との親近感を作り出す
    ◯分担の法則
    ◯◯さんにはこれをやってもらい、自分は××をするので。あはなた△をやってください。
    →作業分担の概念が植え付けられているので、誰かが何かをする以上、何もしないわけにいかなくなる
    ◯相手を動かして優位性の演出
    相手に何かを渡してもらう、自分に近づかせる
    ◯パワーハンドシェイクで優位に
    握手の時に片方の手を相手の肘に当てる
    ◯光を背負う位置に座る
    相手の判断力を奪える
    ◯主導権を握りたい時には先に話題をふる
    今日はどんな話ですか?
    ◯交渉の3つの基本原則
    1、相手を打ち負かさない
    2、常に相手の利益を考える
    3、最後は相手に選ばせる
    ◯Door in the Face
    一度無理と言わせて、次の要求を通す

  • 何か知らないような情報が得られるかと思って読んでみたが、特に目新しいことはなく、内容も軽く紹介しているという程度の浅いものであった。

    心理学や心理テクニック、コミュニケーションなどの本を一通り読んだことがある人であれば、面白く感じることはないのではないだろうか。

    「はじめに」で、“恋愛やビジネスで実践してみてください“と書いてあるが、ビジネスであれば、営業や交渉のテクニックの本を読んだ方が実践的でずっとためになるだろう。本書はメンタリズムの概要を軽く紹介した本であって、実践で使えるような本ではない。

  • あまり人の行動を観察する習慣がないと気づいた。バイトの時や人と接したとき細かいところを観察するくせをつけたい。

  • メンタリズムに少し触れてみたい人にオススメです。
    どのことにも言えることですが、「知識は頭に入れるだけではなく、その使い方に熟練してこそ価値がある」との言葉が印象的でした。他の本を読む時にもアウトプットできるようにして自分の価値を高めたいと思います。

  • 「うまく使えればラッキー」くらいの気持ちで読みたい本。成功率を上げるには、相当な練習が必要だと思う。でも、常にメンタリズムを使って人と接していたら疲れてしまいそう。
    それよりは、人の心を操るためではなく、自分のメンタルをうまく操るために使う方法が知りたい。

  • どちらかと言うとビジネス、営業力、交渉力をアップする目的で読むのがオススメだと感じました。
    でもその中でも日常で対人関係で使えるスキルはたくさんあって興味深い。
    超能力は存在しないとはっきり断言しているのもDaigoさんさすが。

    どーっちだ?とか
    うそを見抜くスキル

    人を良く「観察」することがメンタリズムの根本だと分かって、思ったより身近な世界なんだなと。
    口元、目元、注目して人と接してみたい。

  • 『メンタリズムってどうやんの?』

    DaiGoさんいわく、メンタリズムは修練しだいで誰にでもできるらしい。なぜなら、メンタリズムは科学ベースであって超能力でもなんでもないから。つまり、技術なので後天的に身につけられるということを意味する。

    本書を読む人の多くは、自分自身がメンタリズムを利用したい人だと思う。しかし、メンタリズムを利用し周囲を驚かせたり、または他人をコントロールしたりというのは、個人的にはアタック型思考の考え方でそれだけだと非常に勿体ない気がする。

    常々思っているのだが、ボクが心理学や行動経済学などの人文科学や脳科学分野を学ぶ理由は、「他人をコントロールするため」というより「自分をコントロールするため」だ。これをプロテクト型思考という。

    他人にハックされる、もしくは古代からの脳の仕組みにハックされる。ボクらは、何も考えず学ばず生きていれば、ほぼ間違いなく自分以外の何者かの意思により行動をコントロールされてしまう生き物だと思う。だからこそ、プロテクト思考で守らないと自分らしい人生なんて夢のまた夢となる。

    本書から学ぶべきは、洞察力の優れた人がどうやって他人を操ってくるかであって、メンタリズムそのものではないと思っている。

    自身の人生の防御力を上げる意味では、悪い本ではない。
    そして、メンタリズムを超常現象のような扱いのまま位置付けておかずに、しっかりネタバラシをしてくれる著者メンタリストDaiGoさんには尊敬しかない。

    「賢者は成功にしがみつかない」とは、まったくよく言ったものだと思う。

  • メンタリストDaiGoさんの本は何冊か読んだことがあるんですが、メンタリズムそのものをベースとした本は初めて見つけたので読んでみました。

    物を手に隠してどっちだ?って子供の頃によくやった遊びのときに、当てるテクニックの話がされてましたが、思わず真似してしまいました。(結果は5勝4敗くらいw)
    友達と集まるときの時間つぶしにこれからもしようかな☺

    読了して考えたことが、メンタリズムを身につけたいというよりは、観察眼を身に着けたいなと思いました。

    愛嬌が魅力的なSHOWROOMの前田裕二さんも、メンタリストDaiGoさんもそうですが、対人能力が長けている人って「観察眼」が優れているのでは?と思っていて、
    身につけることで相手の小さな変化や、発見を見つけて指摘したりすると、好感を与えれるんじゃないかなと思います。

    褒める言葉のバリエーションを増やすため、読書を続けて語彙力を養いつつ、観察眼を身につけるために観察することに意識つけてみようかなと思います。

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著者プロフィール

英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家として活動。著書は累計400万部。ビジネスや健康法、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにし、YouTubeや独自配信アプリ【Dラボ】にて動画配信を精力的に行っている。趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、筋トレ。

「2024年 『ダークメンター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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