- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594069124
感想・レビュー・書評
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約5年にわたって『SPA!』に連載されたコラム「どうかと思うが、面白い」「どうかと思うが、ゾゾ怖い」(途中からタイトルが変わった)の単行本化第2弾。
第1弾『どうかと思うが、面白い』がバツグンに面白かったので、今回は予約して購入。
平山が実際に出会った「キテレツさん」たちのことを、誇張もくわえて紹介していく、ドス黒く歪んだ笑いのコラム集。
類を見ないぶっ飛んだ言語感覚は相変わらず素晴らしく、何気ないワンフレーズが笑いを誘う。
ただ、調子の出ない回も多くて、第1弾と比べるとクオリティは一段落ちる。
さすがにネタ切れしてきたのか、あるいは本業の小説のほうが忙しくなりすぎてコラムに力が入らなくなったのか……。すでに連載が終了し、この本で打ち止めになったのも納得。
平山夢明の「狂気の笑い」を未体験の向きには、本書ではなく『どうかと思うが、面白い』のほうをオススメしたい。 -
面白いものもあったし そうでなかったのもありました。
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前作は下ネタ全開で余り好きくなかったが、こちらは面白かった。
ちょっと薄まってるのかな?
ただ一気には読めん。こっちの頭がおかしくなりそうぢゃ。 -
独特の文体や文章表現が非常に好きな作家です。万人にはおすすめしません。
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映画ダイナーから原作を読み作者さんを知りたく拝読しました。かなりぶっ飛んだ人々が出て来て駄目なのに笑ってしまいます。ダイナーに出てくる菊千代のモデル(?)のブルドッグも出て来て笑いました。意外と世界は自分を基準にすると生きるのが辛くなる事も教えてくれる本です。気持ちが楽になります。
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面白かった。ツボにハマると、腹が捩れる!
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ホラー作家である著者の雑誌に連載されたエッセイをまとめた本。表紙および文中イラストは清野とおる。
よくもまあ、こんな奇妙な&下らん話ばかり(褒め言葉である)集められるもんだと感心。飲み会のネタ話のようなもののオンパレード。まだ連載は続いているのかしら。 -
コラムも面白かったがラストの平成金玉爆弾に全てもってかれました
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相変わらず笑えますし、よくこれだけのことを思いつくなあと感心します。しかし、前作(連載の前半部分でしょうか)に比べると、下劣さにおいて少しおとなしくなっているように思えるのが残念です。この人の持ち味は、下劣でいて、ちっとも下品と感じないところ。最近読んだ飴村行のエッセイに通ずるものを感じます。