平山夢明の全身複雑骨折

著者 :
  • 扶桑社
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本棚登録 : 92
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594069124

感想・レビュー・書評

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  • 大袈裟で随筆って言ってた、コラムとかエッセイっていうファンタシー超短編を読んでこんなに感激したのは初めて
    リリー・フランキーのコラムでは大爆笑を続けたけれども感激はなかった
    それこそ、ボブ・グリーン、開高健、椎名誠、椎名桜子とか某だとか読んでも感動するけど「お金払わなくてすみません」って思ったことがない
    怪奇と変異と異常のハーモニーで無駄にページを繰っちゃう出来。その出来に感激
    図書館本で楽しんでほんと申し訳ない

  • 独特の文体や文章表現が非常に好きな作家です。万人にはおすすめしません。

  • ホラー作家である著者の雑誌に連載されたエッセイをまとめた本。表紙および文中イラストは清野とおる。
    よくもまあ、こんな奇妙な&下らん話ばかり(褒め言葉である)集められるもんだと感心。飲み会のネタ話のようなもののオンパレード。まだ連載は続いているのかしら。

  • 相変わらず笑えますし、よくこれだけのことを思いつくなあと感心します。しかし、前作(連載の前半部分でしょうか)に比べると、下劣さにおいて少しおとなしくなっているように思えるのが残念です。この人の持ち味は、下劣でいて、ちっとも下品と感じないところ。最近読んだ飴村行のエッセイに通ずるものを感じます。

著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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