韓流時代劇と朝鮮史の真実 (扶桑社新書)

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594070717

感想・レビュー・書評

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  • 故岡田英弘 先生の奥さんによる韓国歴史ドラマと史実の突き合わせ解説本と言ったところ。
    この本の存在はYouTube 『じっくり学ぼう日韓近現代史』で知った。

    日本の時代劇ドラマはある程度史実を踏まえて、大きく踏み外さないようにするが、朝鮮時代劇ドラマは、一部は史実だが、その他殆どの部分はフィクション・創作であり、プロパガンダ的な意図があるという点を踏まえて観る必要があるということ。さもありなん。

    朝鮮と日本の違いを学びたい方はYouTube 『じっくり学ぼう日韓近現代史』を観た方が良いと思います。
    大変勉強になります。

  • なんかJANコードは違うみたいだが事実上の再読。
    ある意味、彼の国の真実に迫る。
    歴史とは、日本にとってはヒストリーで、C国にはプロパガンダ、K国にはファンタジーという名言通りの内容。
    いや、別に歴史ファンタジーを楽しむのはいいんだけど、それを全国民が信じて史実にしてしまうところが恐ろしい。軍艦島だってなんだって、証拠はなんだと聞かれて、映画だと答える国。

    その心は。

    誇れるものが何もなかったから。
    なんの歴史も残ってないから。

    なければ作ってしまえ、我らはこうであるべきだ。
    作ってしまえというか、奪ってしまえという感覚かなあ。

    羨ましくて悔しかったのだ、という筆者の言葉が胸に沁みる。

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著者プロフィール

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学などの非常勤講師を歴任。最近は、ケーブルテレビやインターネット動画で、モンゴル史、中国史、韓国史、日本近現代史等の講義をしている。
著書に『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(以上、ワック)、『真実の中国史』(李白社)、『真実の満洲史』(ビジネス社)など多数。

「2016年 『教科書で教えたい 真実の中国近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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